内容説明
一年生になったら、みんなランドセルをもって、学校へ行きます。六年生になるまで、ずっといっしょにすごす、大事なカバンです。この「ランドセル」は、世界中で日本だけにしかない特別なカバンです。この絵本では、生地が作られるところから、ランドセルの形になって、届けられるまでを取材して、くわしい絵といっしょに紹介しました。200個の部品を手作業も多くある工程で丁寧に組み立て、作り上げます。この絵本を読んだ後、ランドセルをもっともっと大切にしたくなります。調べ学習にもぴったりな絵本です。
著者等紹介
モリナガヨウ[モリナガヨウ]
1966年生まれ。世界最古にして、現在も発刊している日本美術雑誌『國華』編集部が併設されている家に14歳まで住んでおり、さまざまな美術作品を自然に目にしていた。早稲田大学教育学部地理歴史専修、漫画研究会に在籍した。ルポイラストを得意とする。迫力ある構図で精緻に描くイラストの世界を描き、子どもたちへのやさしさとユーモアに満ちた画風で、幅広い読者の人気を得ている。主な絵本作品に『築地市場:絵でみる魚市場の一日』(小峰書店・産経児童出版文化賞大賞受賞)他、多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
59
読み友様からのご紹介本です📚読み友様のお子様がまだ小6の頃、、、今は中学生におなりに😊皆さんはどんなランドセルでしたでしょうか?私は布地の赤いミキハウスのでした。今ならパステルカラーの紫、もしくは茶色で回りがパステルカラーのピンクになっているのを選ぶと思います😊重いですが、教科書も傷まず、良い製品ですよね✨✨✨2025/06/14
たまきら
42
読み友さんの感想を読んで。もう六年生になった娘。綺麗に使ってきた彼女のランドセルは、せなかの部分まですべて深紅。地元のランドセル工場が店じまいしてしまい、紹介された立石のスドウさんまで電車に乗って、川を渡って行ったのよね。今も仲良しのたっちゃんと、色々なランドセルを背負わせてもらって楽しかったんだよね…。そんなことを思い出しながら読みました。3月でランドセルともお別れです。2023/12/07
れもん
33
図書館本。長女(4歳)が選んだ本。4月から年中さんになる長女ちゃんに、時期ピッタリな絵本。ランドセルってどんなもの?ランドセルの形は?ランドセルってどんなふうに作るの?…という、ランドセルのことを詳しくわかりやすく描いてありました。ランドセルって作るの大変!部品がたくさん!小学校6年間使うものだもんね。こんだけ丁寧に作られていたら、そりゃ長持ちするわ。2024/02/18
ほんわか・かめ
32
細かい書き込みなので、ランドセル製作の工程も細かい作業の連続なのがよくわかります。勤務校の低学年に人気の絵本です。ランドセル、本当に丈夫ですよね!長男のランドセルもほとんど傷まずに6年間を終えています。次男のもあと一年強でその役目を終えます。2022/05/03
ケ・セラ・セラ
29
表紙から可愛いランドセル主役のお話かと思えば、ランドセルができるまでの工程を描いた絵本。私も6年間お世話になりました。いろいろ考えてしっかり作られた職人技は変わりませんね。その重さゆえいろいろ言われていて、軽量リュックサックなどもいいと思いますが、やっぱり耐久性は抜群ですね。最近は様々な色、型押しや柄の入ったものなど、カラフルになり選択肢が広がりましたね。女の子は多様になってきたけれど、男の子ももっとお洒落していいと思うんだけどね。(紺か茶を勧めたのに結局息子は黒を選んだ。つまらん。だいぶ前の話だけどね)2022/10/29