感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
51
動物愛、愛し方も様々。最も印象的な文豪は、幸田文。闘犬から文を守る!以来懐く、文句なしに可愛い。が!ご褒美が”鰹節?!次に、川端康成の哲学、「自然」。どこまでも美しい表現+示唆に富んでる、同感。文豪間の”親類”関係も興味深い。谷崎潤一郎/志賀直哉、そして川端康成/坂口安吾。思わずニヤリとするのが、犬好きの川端康成に、猫愛を手紙で熱く語る三島由紀夫。25年超の往復書簡、たまに交わす犬猫論でも、熱い師弟関係か。因みに漱石、目新しいことは無く、唯々ヘクトー。2025/11/02
団長
36
往復書簡の形で編集者2人がそれぞれ文豪の犬愛、猫愛について語る内容。夏目漱石が犬派だった!とか三島由紀夫が猫メロメロの方だったとか意外な素顔が見えます。面白かった!2025/09/15
ちゃま坊
12
戦前の日本のペット事情だが今とはかなり違う。犬も猫も放し飼いが当たり前。不妊去勢手術などやる人もいないから、増えて困ればどこかに捨てに行く。犬猫病院もほとんどないし、あっても医者にかけるなどよほどの変わり者。エサも衛生状態も悪いから数年しか生きられない。今の動物愛護の思想は戦後進駐軍占領時代に始まる。とすると文豪の動物好きはあの時代の一般人とかなりかけ離れている。2025/10/25
まさ☆( ^ω^ )♬
8
面白かった!内田百閒のパートで紹介される「ノラや」は確かに涙無くして読めない名作。二葉亭四迷の動物に対するスタンスは素晴らしい。見習いたいのである。文豪達もそうだが、本作の著者お二人の犬・猫への愛情も素敵です。参考文献もしっかり掲載されていて役に立つ。読みたい本がまた増えてしまうが・・。2025/10/11
Hanna
6
日本近代文学における犬と猫に注目した往復書簡。それに付随するアンソロジー。こういうやり取りって、刺激される。2025/08/15




