内容説明
知っている昭和・平成世代にも、知ってほしい令和の若者にも。名曲誕生に隠された58のストーリー。一度聴いたら忘れないメロディと歌詞。今でも心惹かれる昭和歌謡の謎を解く。
目次
昭和30年代のヒット曲(有楽町で逢いましょう(昭和32年)歌―フランク永井
夕焼とんび(昭和33年)歌―三橋美智也
ダイアナ(昭和33年)歌―山下敬二郎 ほか)
昭和40年代のヒット曲(兄弟仁義(昭和40年)歌―北島三郎
君といつまでも(昭和40年)歌―加山雄三
悲しい酒(昭和41年)歌―美空ひばり ほか)
昭和50年代・昭和60年代のヒット曲(俺たちの旅(昭和50年)歌―中村雅俊
木綿のハンカチーフ(昭和50年)歌―太田裕美
北の宿から(昭和50年)歌―都はるみ ほか)
著者等紹介
松井信幸[マツイノブユキ]
脚本家、放送作家、フリーライター。情報系、経済系のTV番組の構成や、企業向けVP作品、インフォマーシャル、生配信イベントなどを幅広く手がける。脚本家出身の経験を生かし、ドラマ的手法を用いて人物の生涯を劇的に振り返る作風が評価を受けている。信州大学人文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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drago @名人戦堪能中。
25
昭和30~60年代にヒットした演歌、ムード歌謡、GS、ポップスなど58曲を、1曲当り6ページで誕生秘話や裏話を紹介。とっても面白かった。 ◆『可愛いベイビー』中尾ミエ、『ふりむかないで』ザ・ピーナッツ、『夕陽が泣いている』、『ラブユー東京』、『ブルー・シャトー』、『小指の思い出』、『恋の季節』ピンキーとキラーズ、『夜明けのスキャット』、『圭子の夢は夜ひらく』、『また逢う日まで』… ◆自分が生まれる前もしくは物心がつく前の歌も、YouTubeで全て聴ける。便利な時代になったものだ。 ☆☆☆☆☆2024/08/28
Katsuto Yoshinaga
11
コレはおもろい!!昭和32年から61年までの58のヒット曲のエピソードと当時の風景をまとめた一冊。私が好きな「アカシアの雨がやむとき」あたりからテレサテンまでの歌謡曲の変遷、つまりロカビリーやら望郷歌謡、ムード歌謡、青春歌謡に艶歌(正確にはこう書くらしい)という流れと、作詞・作曲家の制作秘話に歌手の登場秘話が、音楽好きにはたまらない。井上忠夫(大輔)、筒美京平、安久悠、なかにし礼、阿木燿子が関わってくるあたりが個人的にツボ。昭和30・40年代生まれで、テレビ大好きだった方はハマると思う。おススメ!!!2023/08/01
mami
7
面白い!歌謡曲どストライク世代の私には当時の光景まで蘇るよう。忘れていたことを思い出させてくれる音楽という存在は本当に偉大です。2024/02/14