出版社内容情報
なぜわたしたちはかくも「世界の終わり」に惹きつけられるのか?
さまざまな漫画、アニメ、音楽をとおしてその魅力に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
manabukimoto
3
大阪公立大学森之宮ライブラリー「なぜを読む」展示より 「終末」を軸に日本の漫画やアニメがなぜ「世界の終わり」を描くようになったのかの考察。 巻頭の浅野いにお先生のインタビューや、先生の「デデデデ」評や、楳図かずお先生の怪作「十四歳」の考察や、小川公代さんのケアの倫理から観た終末世界の考察など、読み応えあり。 広島・長崎の原爆投下や、二度の大震災が日本のサブカルチャーに与えた終末観の影響の大きさ。 浅野先生は世紀末を経て今を生きるご自身は二周目の感覚だという。不穏な世界情勢で終末という言葉が近しく感じる。2026/03/13
たぐっぴ
2
マニアックすぎますね でも何故今、終末思想的な物語が多いのか少しですがわかった気がします。2025/05/13
Kb54081271Kb
2
五島勉の「ノストラダムスの大予言」に大きな影響?を受けた世代の私、20代そこそこで人生は終わるはずだったのに終わらなかった。でも日本のアニメは世界の終わりを描き続ける。風の谷のナウシカ、AKIRA、新世紀エヴァンゲリオンを経て、進撃の巨人、君の名は。などを通じて描かれるその魅力を分析する。 2025/03/30
菊地
2
様々な人物のコラムやインタビューなどが揃っている構成なため「統一見解」のようなものは出ておらず、『なぜ「終末」を描くのか』という問いに対しては具体的な回答が得られなかった気がする。 しかしまあ、宮台某さんのインタビューがあったんだけど悪い意味で「時間止まってんのか」って内容と「こういうとこで無駄に政治批判・国民批判入れちゃう残念な感じになっちゃったよな……」という内容のハイブリッドで何とも言えない気分になってしまったね……もうちょっとインタビュー相手を選ぶべきだと思いました。2024/12/22
Go Extreme
1
世界の見方が不安定さを増す現代 終末時計は真夜中の90秒前 非日常と日常の奇妙な並存 世界の危機と日常の乖離感 どこか他人事のように感じられる 正義を成すための強さや力を求める行為 死者への追悼は失われたものへの問いかけ 剥き出しの感情や中傷が溢れ出る場 個人が情報武装し街を徘徊する時代 盛られたサイケデリックなリアリティ 現実感の変容 終末論が成立しなくなった AIがクリエイティブな活動を学習 個人的な関係性の危機と世界の終末 終わらない日常の終わり 来そうで来なかった終末 希望を強く訴える作風2025/04/09
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