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内容説明
彼の人気を決定づけた文章のコレクション、文学/映画/ドラマ編。アカデミックな内容になることなしに知的で、大衆迎合主義に陥ることなしに大衆的。彼を一躍人気作家にしたブログ『K‐PUNK』から選集されたマーク・フィッシャーの原点にして最終作。
目次
第1部 夢を見るためのメソッド:本(本のミーム;空間、時間、光、必要なもののすべて―『J・G・バラード特集』(BBC4)についての考察
私はなぜロナルド・レーガンをファックしたいのか
移動遊園地の色鮮やかなスウィング・ボート
退屈の政治学とは?(バラードのリミックス二〇〇三) ほか)
第2部 スクリーン、夢、幽霊:映画とテレビ(ひとさじの砂糖;あの人は僕の母さんじゃない;ナイジェル・バートン、起立しなさい;ポートメイリオン:理想の生き方;ゴルゴタの丘の唯物主義 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
10
後期資本主義が極まる、行き場のない社会の複雑性の渦に飲み込まれないように、ぐるぐる視点を多重に切り替えるような批評文が、紹介されている作品をあまり知らなくても、小気味よい読書感w。2023/12/16
tyfk
6
映画評をぱらぱら。2012年ガーディアン寄稿の『ダークナイトライジング』評はよかった。首吊り自殺は2017年なんで2019年『ジョーカー』のときは故人でしたか。JGバラードはあんまり好きじゃないので、そのあたりは好みはあわない。Brexitの国民投票が2016年6月、その半年後の自殺か。 ボリスジョンソンが首相になるのは2019年なんで、キャメロンは出てくるけどボリスは出てこない。2024/11/21