目次
INTERVIEW
ESSAY
「日本のサカモト」
「世界のサカモト」
DISCOGRAPHY
千のサウンド
1 ~ 1件/全1件
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bartleby
13
坂本龍一追悼企画。他にも何冊か読んでみたが今のところ本書が、押さえるところは押さえ、すっきりとまとまっている。充実している。レイアウトもミニマルな感じで晩年の坂本氏のイメージにも合っている。過去の記事などを寄せ集めて慌てて作った感じがしない(雑誌だからまあそれも良いとして)。デイヴィッド・シルヴィアン、カールステン・ニコライ、クリスチャン・フェネス、テイラー・デュプリーなど、よくコラボしてたミュージシャンたちへのインタビューも読める。2023/07/21
阿部義彦
12
エレキングブックスより7月27日発行とあります。インタビューや言葉を寄せた人物が国際色豊かで読み応えが有りました。特に電子音響家である、アルヴァ・ノトやフェネスとのコラボについて、一番詳しく触れられていて、その辺を深掘りしたいと思ってた自分には大変ありがたいです。また、ミックスにはフィッシュマンズと関係の深いZAKも関わっていたのですね。その辺のアルバムのジャケ映像も有って凄く助かりました。デトロイト・テクノには行かなかったのは何故かも解明されています。何度も読み返したいと思う。
Nepenthes
2
関係者やミュージシャン他関連人物のインタビューを集めた追悼特集。教授は活動範囲も広い上に精力的なのでとにかく情報量がとてつもない。流石のPヴァインといった充実の内容で音楽に限らず書籍や思想や人物などその時々の興味関心を一つ一つ追っていくのが大変なので、折に触れて読み返し良い刺激を貰いたい。個人的な愛聴盤はAlva Notoとの一連のコラボ作品、これからもずっと聴き続けます。2025/01/12
zeroset
1
様々な雑誌で教授の追悼特集を読んだが、今のところこれが一番良い。近年に仕事をともにした人たちへの長尺のインタビュー、三田格らによるディスクガイド、いずれも読み応えがある。2023/08/20
コマンドー者
1
坂本氏の追悼号。交流のあった様々な人物からのコメントがまとめられており、後半はソロワークの解説なども掲載している。盟友とも言うべきデヴィット・シルビアンのコメントが読めるのは貴重である。2023/09/12