出版社内容情報
「様式美」にとどまらない、現代メタルの豊穣な世界
日本でも根強い人気を誇るメタル――しかし、いまや従来の「HR/HM」の枠では語りきれない、幅広く豊かな世界が広がっているのです。
ジャズやポストロック、ヒップホップやエレクトロニック・ミュージックまで、さまざまなジャンルを貪欲に取り入れた裾野の広さ。
デスメタル以降「激しさ」「過激さ」を極限まで追求してきたエクストリーム・メタル。
そしてさまざまな形でメタルの影響を受けた最新のポピュラー音楽の数々。
「最新の先鋭的な音楽」としてのメタルを一望し、またそこに至るまでの従来のHR/HMについての認識も更新する、非メタラーも必読の、最新メタルガイドがついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keigo
4
変わったところからメタル本が出てきた。そこに意義がある。音楽解説に普遍の捉え方はあるが、それでもこれまで似たような解説本が多かったのは事実。拡散を続けるメタル音楽において多様なジャンル観に触れるのはリスナーにとっても有益だろう。2022/12/01
F4ふぁんとむ
3
これだけ「傑作」という単語が頻出するガイドブックも珍しい。だけど最近の状況がわかってとても面白かった。2024/09/21
ヌンサ
0
p209「メタル系メディアはポピュラー音楽の存在を無視してメタル内だけで話を進めたがる傾向にあり」2022/12/04