感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
57
著者たちが関わってきた日本のブルース黎明期(1960年代後半)の様々な著作(「ニューミュージック・マガジン」、ガリ版刷りで始まったミニコミ誌、そして著者たちが主宰した「ザ・ブルース」とP-VINEレコード)のアーカイヴ的な本で、装丁が工夫され、パラパラとみていても面白い。記事の内容自体は特に後半のものは殆どリアルタイムまたはバックナンバーで読んでいるが、あの頃の一種独特の「熱さ」が蘇ってきた。自分が観たライブ評なども改めてうなずきながら読んだ。こうした先輩たちの奮闘が、日本でのブルースを芳醇にしたんだな。2023/07/23
k.m.joe
6
日本初の本格的ブルース雑誌『ザ・ブルース』に取り上げられた記事を主軸に、かつて「ブルース」がどう扱われていたか、ブルース評論の成り立ちと意見の対立、レコード会社の努力、ブームを迎えた時代の熱さからどんな未来があるのかといったさまざまなテーマに基づいて、「ブルース」が語られている本である。2023/07/21
k.m.joe
2
感想は後日2023/07/21