感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
17
観たインド映画を数えてみたら70本を超えていた。しかしインド映画に日本語字幕をつけて上映/販売されるかは権利料やタイミングほかの諸事情に左右されるという。だから私が素晴らしいと思うインド映画の特質である言葉、音楽、舞踊の面で、もっと良いもの、ここに紹介される300本超の南インド映画のあらかたを自分が観られないのは悔しいことだ。言語別映画界の章ではタミル、テルグ、マラヤーラム、カンナダの各言語圏≒州の位置や中核都市、歴史的特性が詳記され、それぞれの得意分野が把握できたのが嬉しく、ますます観る気満々になった。2025/08/24
mittsko
6
とにかく圧倒的な情報量、選別眼、審美眼、そして研究の蓄積(分析記述の精確さ)…! 編集者でライターの安宅直子さんを主筆に、インド映画の興行関係者・矢内美貴、深尾淳一両氏、そして南インド史家の山田桂子さんをむかえて編まれた一冊 インド映画ならぬ「南」インド映画、でここまでの本が日本語で作られたこと、素直に寿ぎたい…! すごいです どこかに何か少しでも引っかかるものがあれば、まずはお手にとっていただきたい その価値は一目瞭然です ボクはとにかくびっくりしました…!(*´ω`*) 2025年4月刊2025/10/30
paxomnibus
2
とにかく情報量が凄い。テルグ、タミル、カンナダ、マラヤーラム各言語の映画を今世紀の年代別ヒット作で紹介し、さらに様々な、中にはインド特有のものもあるジャンル別に代表作を紹介してくれる。そしてそれがいちいち名文で面白い。しかしとにかく内容が膨大なのであまり興味のないジャンルの映画になると飽きてしまって読み続けられなくなる。何日かたって気を取り直してもう一度読み始め、また再び疲れて中断する……というのを何度も繰り返してようやく最後まで読み終えた。満足感は高いが見られない作品も多いので飢餓感も増す。困った本かも2025/06/09




