内容説明
猪木はプロレスにおける“特異点”だった!その強さと技術の源流と進化を猪木自身の言葉で解き明かす。
目次
第1章 猪木の源流
第2章 猪木の格闘奥義
第3章 猪木と格闘技ブーム
第4章 猪木、ライバルを語る
第5章 スパーリング・パートナーが語る猪木の格闘術
第6章 プロレスと格闘技
著者等紹介
木村光一[キムラコウイチ]
1962年、福島県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。広告企画制作会社勤務を経て、’95年、書籍『闘魂転生―激白 裏猪木史の真実』(KKベストセラーズ)企画を機に出版界へ転身。’98~’00年、ルー出版、いれぶん出版編集長就任。プロレス、格闘技、芸能に関する多数の書籍・写真集出版に携わる一方、猪木事務所のブレーンとしてU.F.O.(世界格闘技連盟)旗揚げにも協力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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じゃんけん
8
★★★☆☆アントニオ猪木の異種格闘技戦を中心としたお話。1970年代80年代の猪木や坂口の流れを見ると懐かしさを感じます。異種格闘技戦がフェイク云々はあると思うけどモンスターマンやウイリー・ウイリアムスとの戦いはフェイクであってもファンを巻き込んでの盛り上がりは一芸としてすごいと思うし、格闘技の技術・強さがなければ成立しないと思った。猪木はどこまで考えていたのか・・・UWFやK1・プライドの先駆けになっていたのは確かであり、時代を先読みしていたと思った。😁😁😁🥲🥲🥲2023/12/18
尿酸値高杉晋作
6
やはり、アントニオ猪木だけがプロレスと格闘技を縦横無尽に行き来した特異な存在。 今のプロレスラーにイノキの幻影を求めてはいけない。 はっきり言って時間の無駄。 そんな中、やはり「猪木イズム」継承者と言えるのは、佐山サトル、前田日明、髙田延彦だけと言える気がした。2025/01/06
本かくよ・よむよ
6
格闘家としてのアントニオ猪木を深堀した一冊であり、読めば読むほど一連の異種格闘技戦や数々の発言などは嘘偽りなく、それを体現できたただ一人のプロレスラーなんだと改めて知らされた。2024/01/20
snakedoctorK
6
ファイティングアーツとはよくぞつけたり。2024/01/04
サンシロウ
6
★★★★☆プロレスを格闘技って呼ぶのは今の世の中ナンセンス。かつては格闘漫画や格闘ゲームキャラなどに空手家、ボクサー、柔道家に混じってプロレスラーもいました。今のプロレスは格闘技色を省いたエンタメになってしまってます。アントニオ猪木は格闘技術を極めたエンターテイナーであり誰にも真似が出来なかった一代限りのプロレスラーでした。
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