感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikashika555
38
奈良弁万葉集第3弾。 式部省役人の歌を多く採り上げている。 安定の手軽さと面白さ。 そして表紙絵のかわいさと脱力加減に惹かれて今回も購入。 それでもやはり恋愛の歌が多いな。 「相思はぬ 人を思ふは 大寺の 餓鬼の後方(しりへ)に 額づくごとし」 がいちばんツボ。 千年の時を隔てても 思うことはおんなじねー。2024/03/21
たまきら
34
奈良贔屓の万葉集紹介本、第三作目はなんと嬉し恥ずかし袋とじ付き!今回もさらに「日本人って変わっていないんだなあ」色が強くなりました。一番笑ったのは大伴家持が浮気した部下をこってり叱ったなっが~い(省略されているのに長い)エピソード。最後のドドドドドドドドドに笑ったんですが、え?え?この後どうなったの!?2024/11/30
Shoji
27
万葉集の超意訳集。うけ狙いの本だ。Z世代が訳したらこんな感じと思わせる内容。第一巻は面白かった、第二巻で既にマンネリ感がした。なのに、この第三巻も買ってしまった。なぜだろう。息抜きの場所を欲しているのだろうか。さて、この本の意義を少し真面目に考えてみた。物の考え方を「型」に当てはめてはいけないということか。脱ステレオタイプで行こう!。きっとこの本の目的は、万葉集に興味を持つ人を増やすための本なのだ。2024/04/13
まぁみ
24
現代も昔も人の気持ちってあまり変わらないものなんだね。いや、同じなんだなと笑いながら思いました。三作目の本書、なんと、袋とじが付いています(笑)。恋に仕事に全力投球する歌の数々、堪能しましたン♪読後、三冊並べてニヤニヤしちゃった(笑)。2024/02/24
えつ
11
令和言葉・奈良弁で訳した万葉集の第3弾!気がついたらあっという間にここまで。今回もクスッと笑わせていただきました!!!でも、正直、1番最初ほどのインパクトはもうないかな〜。なのに毎回買ってしまうの、読んでしまうの、何でかな〜。2024/03/30