出版社内容情報
「頑張っているのに報われない」その正体は、あなたの能力不足ではなく、OSの不一致だった。
「昔より忙しいのに生活が楽にならない」「正論を振りかざす成功者にモヤモヤする」「今の社会は何かがおかしい」――。現代の日本人が抱えるこの「正体不明の違和感」を、著者は「見えない契約(奴隷契約)」という独自の視点で鮮やかに解き明かします。
かつて努力が報われた「昭和・平成OS」が通用しなくなった令和の今、私たちは知らず知らずのうちに、自らの意欲と挑戦を奪う「見えない契約」を自分自身と結んでいます。それは公園での「禁止事項」の増加や、地域の「無音盆踊り」、さらには家庭内の「お小遣い制」といった身近な風景にまで根を張っています。リスクを恐れるあまり、可能性まで摘み取ってしまう「やさしい不自由」が、日本経済の停滞を招いているのです。
本書では、マーケターである著者が、家庭・職場・社会に張り巡らされた「奴隷契約」の構造を因数分解。思考のOSをアップデートし、自分の人生の主権(オーナーシップ)を取り戻すための具体的な「処方箋」を提示します。
【目次】
目次
プロローグ 「やさしい不自由」の正体
第1章 なぜ?あの人だけうまくいくのか?~努力の“換金レート”が変わった日本~
1 あの人の言葉が「刺さる」理由
2 人にも「OS」がある
3 努力が“通貨”だった時代、“戦略”になった時代
4 努力が報われないのは“イメージと現実のズレ”
5 稼ぎ方の変化と“奴隷契約”の発動
第2章 家庭という国家にある憲法~家庭円満のための見えない契約~
1 家庭は“最小の国家”である
2 “見えない契約”が最も濃い場所は、じつは家庭である
3 「うちはお小遣い制じゃないから関係ない」は本当か?
4 お小遣い制は“性別の問題”ではなく“構造の問題”である
5 日本社会のリアル数字×家庭の見えない憲法
6 家庭における奴隷契約書
7 この“契約書”は誰が悪いのでもない--構造としての奴隷契約
8 無意識に結んでしまった“見えない契約”とは何か
9 収入が増えてもお小遣いが増えない理由──“奴隷契約OS”の症状
10 家庭OSのアップデートは、社会OSのアップデートにつながる
第3章 「『まぁいいか』が止まらない国」~世界にみる「まぁいいか」のモヤモヤNIPPON~
1 日本人の人生を静かに止めてきた言葉
2 なぜ日本は「まぁいいか」で回ってきたのか
3 「まぁいいか」は平和装置であり、挑戦ブレーキでもある
4 「まぁいいかOS」は、こうして起動する
5 「まぁいいか」が集団化すると、「忖度」になる
6 世界にみる「まぁいいか」のモヤモヤNIPPON
7 日本の議論が止まる魔法の言葉
8 「まぁいいか」で通り過ぎてきた日本
9 なぜ日本人は「NO」と言わずに耐えてしまうのか
10 「まぁいいか」は、こうして“内面の契約書”になる
11 「まぁいいか」はやめなくていい
第4章 奴隷契約とは?~あなたは奴隷契約を結んでいないのだろうか 5人の物語~
1 見えない契約の正体
2 「稼いでいるのに、自由にお金が使えない」―働き盛りのお小遣い制の奴隷契約―
3 「あんなふうには、なりたくない」―回避型自由の奴隷契約―
4 「認められるまで、走り続けた」―努力信仰の奴隷契約―
5 「それ、あなたたちの感覚ですよね?」―明文化されない奴隷契約―
6 私たちは自分の世界しか知らない―定年後にほどけた奴隷契約―
7 あなたの契約は、どれだろうか
第5章 奴隷契約というモヤモヤの先―その違和感には理由がある―
1 3つの「モヤモヤ」のグループ
2 第1グループ
3 第2グループ
4 第3グループ
5 私が結んだ契約A―お小遣い制からの脱却(奴隷契約破棄)―
6 私が結んだ契約B―長年勤めた会社からの離脱(使命感・義理人情の奴隷契約の破棄)―<



