出版社内容情報
江戸時代の観光ガイド書ともいえる「名所図会」。
本書はその名所図会と同場所の現在の航空写真を見比べ、その歴史的変遷や土地の移り変わりを感じて頂き、その寺社や土地の変遷を読み解きます。歴史マニアのみならず土地の成り立ちに興味ある地学好きや街歩き好きにぴったりの1冊。見比べることでいまは無き街並みや変わらない場所など思いもかけない発見があるガイド&歴史書です。
内容説明
江戸時代の暮らしから信仰まで―オールカラーで甦る200年の記憶。江戸、都、大和、河内・摂津、伊勢―失われた神社仏閣の風景いまむかし。
目次
第1章 江戸(東京)―『江戸名所図会』(寛永寺;天王寺(谷中感応寺)
光源寺(駒込大観音) ほか)
第2章 都(京都)―『都名所図会』『都林泉名勝図会』『拾遺都名所図会』(八坂神社(祇園社)
方広寺
本能寺 ほか)
第3章 大和(奈良)、河内・摂津(大阪)、伊勢(三重)―『大和名所図会』『河内名所図会』『摂津名所図会』『伊勢参宮名所図会』(興福寺;露巫の大仏(東大寺)
元興寺 ほか)
著者等紹介
渋谷申博[シブヤノブヒロ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本宗教史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。