内容説明
ヴァイキング・バルバリア海賊・バッカニア海賊・コルセア・プライベーティア・村上海賊etc.自由を求めて船に乗った―古代から現代までの海の荒くれ者たちに迫る!
目次
1章 暮らしの作法(ルール;暮らし)
2章 仕事の作法(乗組員)
3章 戦いと道具の作法(戦い;武器;道具)
4章 西洋海賊の作法―時代によって呼び名が異なる海賊たち(古代・中世;大航海時代;近世)
5章 東洋海賊の作法―日本やアジアにもいた海賊(日本;アジア)
著者等紹介
山田吉彦[ヤマダヨシヒコ]
1962年、千葉県生まれ。博士(経済学)。学習院大学経済学部卒業後、日本財団(日本船舶振興会)に勤務。現在は、東海大学静岡キャンパス長・学長補佐、海洋学部教授。海上保安体制、現代海賊問題などに詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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skr-shower
3
シリーズで色々出ているらしい。海賊と言えば、ヴァイキング・バルバロッサ・ドレイク・村上水軍。信長の安宅船はこの本に入るんだ。日常の話も読めました。2022/02/04
鏡裕之
3
非常に興味深い内容で面白く読んだのだが、一点だけ。現代の海賊凶悪事件ファイルで「1998年11月の事件」として「チュー・ソン号」の話が出てくるのだが、いくらネットで検索しても出てこない。間違えているのではなかろうか。詳しい方、誰かご教示を願いたい。2021/10/10
てぃうり
3
海賊と一言では言い表せないエピソードが満載。バイキングの角がある帽子はなかったとは!ビッケ被ってたのに!2021/08/31
しーしー
2
ところどころで「ONE PIECE」で聞いたことある名前が出てきたので、少しワクワクしながら読み進めていました。 また、医者はともかく音楽士も重宝される事に驚きました。2024/07/01
桜絵
1
映画やゲーム、小説に童話に漫画といろんな場で出てくる海賊。しかし、その実態をよく知らない。そんな海賊のことを網羅的に紹介している本。キャプテン・キッドから村上海賊まで! 全ページ絵が多くてすごく分かりやすく、海賊の解像度が上がった。踏まえた上でパイレーツ・オブ・カリビアンとか見てみたい。 ただ、明らかにこれは誤植だろうというところもちょこちょこあった。『村上海賊の娘』は和田竜です。2024/11/04