感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kana
15
USO3と出会って「これは好き」と気付き、遡ってUSO1を読む。これも好き。こちらのUSOは始まりの1冊というだけあって重めというか、懺悔の1冊だった。1つの嘘に人生が詰まっていて、その人生は人に普段は見せない部分でありながら、知るとその人がより解像度高くわかるようなもので。カンニングに協力した顛末を描いた「さよなら、ジーザス」、失踪した奥様の嘘と強がって見せる自分の嘘を描いた「寝取られの報い」などどれもこれもよい。すっきりしない、自分の嘘を覗かれているような嫌な気分になるのだけど、それがとてもいいです。2025/07/18
寒天
3
はじめてエッセイ集を読んだ。というのも、どうも私はエッセイが苦手だった。本を読んでいるときは、もっと遠くへ連れて行って欲しかった。いつの間にか大人になり、はじめて会う人と話す機会がぐんと減って、人と話すことがそんなに嫌いではない、むしろけっこう好きなことに気がついた。(失って気がつくみたいな。)エッセイというのは、生身の人間との対話と近く、へえ、とか、確かに、とか、うわー…といった相槌を打ってしまった。楽しめる本の種類が増えたことが嬉しかった。2024/09/15
独
0
単純に、いいなぁこれ、好きだなぁと思った本。 2025/01/05
とくとく
0
初めて訪れた文学フリマ。そこで出会った本です。 ブースでお話を伺い、決めました。 #文学フリマ京都2024/02/27