内容説明
地域メンタルヘルスケアの軌跡と新たな展開。エビデンスに基づいたＯＴＰ（地域における包括的サポートプログラム）の実践、早期発見・早期介入の理論と実際、高等学校教育への精神保健授業の導入…。生物学的・社会精神医学的視点から、地域で役立つ精神医学を照らし出す。
目次
第１章 地域における包括的ケア
第２章 地域ケアの新展開
第３章 地域ケアにおける臨床倫理
第４章 治療開始の遅れについて
第５章 早期支援の臨床
第６章 精神保健予防と学校教育
著者等紹介
水野雅文［ミズノマサフミ］
１９６１年東京都生まれ。精神科医、博士（医学）。８６年慶應義塾大学医学部卒業、９２年同大学院修了、９３‐９５年イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学へ留学、同心理学部ｖｉｓｉｔｉｎｇ ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ。帰国後、慶應義塾大学精神神経科助手、専任講師、助教授を経て、２００６年より東邦大学医学部精神神経医学講座主任教授。Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ，Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｅａｒｌｙ Ｐｓｙｃｈｏｓｉｓ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ（２０１４‐２０１６） Ｈｏｎｏｒａｒｙ Ｆｅｌｌｏｗ，Ｗｏｒｌｄ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ ｆｏｒ Ｓｏｃｉａｌ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ。現在、（一社）日本社会精神医学会理事長、（公社）日本精神神経学会理事、日本森田療法学会理事長、東京都精神保健福祉協議会理事長、日本精神保健・予防学会理事、（公財）日本精神衛生会理事、東京都地方精神保健福祉審議会委員など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Ayaka_tmt
2
医学的な専門性高い、再読の必要あり。 水野先生の新書から知識を深めた。 発症から診断までの未治療期間をいかに少なくするか、という1.5次予防が大切。学校教育も大切。2024/05/26
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