内容説明
韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。長年韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。日本語版にはアジア各国の書店へ深い関心を寄せている出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎え、解説やコメント、オリジナルエピソードも収録。夏葉社代表島田潤一郎による寄稿も巻末に収録。
目次
第1章 街の本屋、ブームの始まり
第2章 誰が、なぜ、どうやって?
第3章 街の本屋はどんなところ?
第4章 本屋で食べていけるのか?
第5章 生死のカギを握る「供給率」と「納品」
第6章 避けられない話、図書定価制
第7章 小さな羽ばたきは始まっている
第8章 持続可能な明日に向かって
著者等紹介
ハン・ミファ[ハンミファ]
出版評論家。1994年に当時の韓国では珍しくマーケターとして出版業界に足を踏み入れて以来、「企画会議」をはじめ数多くの出版関連誌を刊行。その後も主要日刊紙、雑誌、ウェブジン、ポータルサイトなど時代によって変化する様々なメディアを通じて、本の生態系の持続と発展に向けた応援の気持ちを行間ににじませながら、発言を続けてきた
渡辺麻土香[ワタナベマドカ]
神奈川県横浜市出身。東京女子大学現代文化学部卒業。フリーランスの翻訳者としてバラエティー番組の字幕翻訳のほか、書籍やウェブ小説など幅広いジャンルの翻訳に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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