内容説明
新型コロナウイルスの猛威に襲われた韓国、大邱。感染拡大を食い止めるため、地元はもとより韓国各地から医療従事者たちが集まった。その彼らが、生々しい現場の様子や患者たちの横顔、使命感と恐怖の狭間で揺れる思い、予想される第二波に向けての提言などを率直に綴った一冊を、オリジナル編集で緊急翻訳出版。
目次
第1部 新型コロナウイルスから学んだこと(チョン・ギソク(翰林大学聖心病院呼吸器アレルギー内科教授、前・疾病管理本部長)―新型コロナウイルス感染症が韓国に与えた教訓
キム・ゴンヨプ(慶北大学医学部教授、大邱広域市感染病管理支援団諮問教授)―2020年大邱の記憶、そして希望の春
チョン・ホヨン(慶北大学病院院長)―大邱、当初2週間の記憶―生活治療センターの誕生 ほか)
第2部 大邱の医療現場から(イ・ウンジュ(漆谷慶北大学病院陰圧集中治療室看護師)―以心伝心
イ・ウンジュ(漆谷慶北大学病院陰圧集中治療室看護師)―私の経験した奇跡
パク・チウォン(漆谷慶北大学病院63病棟看護師)―しぶとい新型コロナウイルス、されど更にしぶとい大邱 ほか)
第3部 新型コロナウイルス断想(チョン・ミョンヒ(大邱医療院小児青少年科長、大邱市医師会政策理事)―友よ、さようなら
クォン・テファン(慶北大学医学部生化学・細胞生物学教室教授)―ホ・ヨング先生をしのんで
パク・ジェユル(中央耳鼻咽喉科医院院長)―新型コロナウイルスと恐怖 ほか)
著者等紹介
李載泰[イジェテ] 
医学博士。慶北大学医学部核医学科教授。韓国核医学会会長、韓国国家科学技術審議会専門委員、大邱慶北先端医療産業振興財団理事長などを歴任。2020年の新型コロナウイルスの感染拡大期には、大邱第1、第2生活治療センターのセンター長を務めた。これまでに、米国核医学学会誌優秀論文賞をはじめ様々な学術賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


 
               
               
               
              


