内容説明
猫は、不調や痛みを隠したがる動物です。それゆえ病院の発見が遅れがちで、動物病院を訪れる頃にはすでに病気が進行してしまっていたということが多々あります。そこで本書では、猫の見た目や行動から発せられるSOSのサイン(症状)と、そのサインから考えられる原因を全ページカラーで読みやすくまとめました。「ちょっと変?」「いつもと違う」といち早く気づいて行動に移すために。とくに命に関わる事態を見逃さないために。さっと手に取って異変を確認する1冊としてご活用ください。この図鑑が、猫の苦しみと飼い主さんの後悔を減らすお守りとなりますように。
目次
序章 愛猫の異変にいち早く気づくために
1章 体の状態・行動から気づく病気のサイン(体重が減る、やせる;急に太る、お腹が出る ほか)
2章 おしっこから気づく病気のサイン(多飲多尿;くり返しトイレに行く(頻尿) ほか)
3章 吐く・ウンチから気づく病気のサイン(吐く(嘔吐・吐出)
下痢をする ほか)
4章 目・鼻・耳・口から気づく病気のサイン(目の色が変;目やに・涙が出る ほか)
5章 皮膚・毛から気づく病気のサイン(皮膚に赤みや腫れがある;フケが出る、毛割れ ほか)
著者等紹介
服部幸[ハットリユキ]
「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」副会長。2005年から猫専門病院の院長を務め、2012年に東京猫医療センターを開院。2013年、国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。東京猫医療センターの1年間(2022年)の猫の診察件数は、1万8000件以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宇宙猫
kibi
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ルビーの涙