内容説明
第四歌集。
目次
馬酔木あざやか
広きなだりに
椋鳥三羽
朱に染まりて
白く可憐な
竹林ありて
日照り烈しく
幹健やかに
鵯鳴いて
空にほのかな
淡い光の
色映えゆきて
赫に染まりて
風の栖の
枯れ木従え
鐸木穂伸びて
空の青さは
苔にまみれて
美は極致なり
梅一輪の
著者等紹介
安富康男[ヤストミヤスオ]
1946年東京都練馬区生まれ。1970年東京大学薬学部薬学科卒業。京都の製薬会社に約20年間勤務し大阪で特許事務所を約20年間経営したあと、東京に戻る。2015年「歌と観照」入会、短歌を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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