内容説明
司法の独立と憲法の平和主義を貫き、裁判官として、1966年から40年にわたり裁判所の内から闘いつづけてきた稀有な足跡。「マルクス主義とキリスト教」を包括的に生きることを信条とする独自の歩み。
目次
第1章 「マルクス主義とキリスト教」を生きる裁判官としての生涯(キリスト者裁判官となるまで―就職と結婚;裁判所の民主化運動と一キリスト者裁判官の歩み;職業生活の終わりに二人の師を思う ほか)
第2章 「マルクス主義とキリスト教」を生きる裁判官としての主張(自分の持ち場で自分の十字架を負う;信仰的誓約集団の形成を目指す「ディアスポラの会」三〇年の軌跡―藤田若雄三〇周年記念集会の報告;藤田若雄の提唱する信仰的誓約集団論の実践 ほか)
第3章 キリスト教と司法制度に関する論集(日本の裁判所制度と裁判官制度の概説;現代の日本社会とキリスト教;裁判所の民主化運動と私の職場問題 ほか)
著者等紹介
下澤悦夫[シモザワエツオ]
1941年8月31日生まれ。元裁判官、無教会キリスト者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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