知の新書<br> 新しい資本主義と企業/暮らしのイノベーション―資本経済と市場/知の転換

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知の新書
新しい資本主義と企業/暮らしのイノベーション―資本経済と市場/知の転換

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784910131276
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C1234

内容説明

イノベーションは、企業組織体だけのことではない。生産、ワーク、商品、技術、顧客、市場、環境、世界関係の総体に関わり、経済変化・社会変化をともなうものである。企業体は、社会的諸関係総体の具体表現である。企業イノベーションは、したがって、内的マーケティングの転換だけでなく、外的環境の転換をも不可避にもたらす。そして、イノベーションは事業である、イノベーションなき企業は枯渇・衰退していく。イノベーションとは、異なること、新たなことをなすことである。イノベーションには、新しい知がもとめられる。既存の近代知・大学知に代わる新たな知的資本が要される。企業が何をなしているのか、わからなくなっているのは、大転換する世界現実を捉える新たな知が不在であるからだ。資本は、個々人の力であり文化も環境も資本である。大きく転換し開発されている技術科学をマネジメントする力能が旧態のままで、同じ商品の差異化再生産をしているままで、イノベーションが的確になされていない。企業存在の本質は「資本」である。商品・労働ではない。事業には原理がある。その原理が現実に即していない。なすべきは諸資本のイノベーションと資本関係のイノベーションである。企業活動、経済アクションの足元にある原理を明示する書。

目次

1 イノベーション・マネジメントの鳥瞰と本質指針(マネジメントのイノベーション;市場のイノベーション ほか)
2 イノベーションを妨げるもの:組織マネジメントから脱すること(三つの試練;組織マネジメント:フォロワーシップ論の擬制 ほか)
3 イノベーションへ向けて基礎となる知的資本(ダイナミックな世界の大転換;学問体系の転移と認識の概念スキーム転換:知的資本の地盤 ほか)
4 企業活動の総体とイノベーション(コーポレートガバナンスのイノベーション;企業環境と企業デザイン:企業自体を生産すること ほか)
終章 イノベーションとentrepreneurship

著者等紹介

山本哲士[ヤマモトテツジ]
1948年生まれ。信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境学など専門分割領域にとらわれない超領域的専門研究の研究生産と文化生産を切り開いてきた。大学を超える研究生産機関として文化科学高等研究院を1990年に設立、スイス・ジュネーブを拠点として海外の第一線の研究者たちと交通し、国際セミナー/会議をなす。さらにその超領域的学問の実際活用をなす文化生産ビジネス機関としてJapan Hospitality Academyを設立(2005年創設、2013年に改組)、そして2016年にweb intelligence universityの動画配信知的システムを、2017年「文化資本学会」を創設し、2019年「一般財団法人・日本国際高等学術会議」を設立し、さらに「新資本経済学会」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

4
本書を容易に理解できない者は知的資本が低い――なかなか尖っている。知的資本とは、学ぶための自己のテクノロジーである。偏差値のことではない。マルクス主義的なフレームワークに囚われた大学知性は、資本主義なる概念をつくりあげることで、経済が人々の生活にあるものということを忘れている。商品が社会市場という均一性に規格的に流通しているために、経済=悪などという図式が蔓延している。必要なのはマネージメントであり、それは自己のテクノロジーである。そして、イノベーションは事業そのものであり、変化しつづける自己技術である。2022/08/11

Go Extreme

2
イノベーション・マネジメントの鳥瞰と本質指針: マネジメント 市場 商品 組織・ワーク 顧客・消費者 世界 イノベーションを妨げるもの: 三つの試練 組織マネジメント 3つの組織マネジメント イノベーションの基礎となる知的資本: ダイナミックな世界の大転換 知的資本の地盤 知的資本の自己技術のため 近代概念は不変ではない 企業活動の総体とイノベーション: コーポレートガバナンスのイノベーション 企業環境と企業デザイン イノベーション・キャピタリアンへのプロセス 個人のライフスタイル アントレプレナーシップ2022/06/29

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