内容説明
大の動物好きで知られた作家が動物たちの心の声に耳を傾けて生みだした猫や犬を主人公にした作品、貧しい子にも恵まれた子にも優しい目を向けて暮らしのひとこまをとらえた短編、メルヘンや生きるものへの愛にあふれた小品を集めました。20世紀はじめのロシアで社会の片すみに生きるものたちを数多く描いてトルストイやゴーリキイから高く評価され、革命後しばらくパリに亡命したもののロシアへの愛を抱き続けた作家クプリーンのいまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されている文学です。
著者等紹介
クプリーン,アレクサンドル[クプリーン,アレクサンドル] [Куприн,Александр]
アレクサンドル・イヴァーノヴィチ。1870‐1938。ロシア中西部の小さな町に生まれたが、生後すぐに父が他界しモスクワの孤児院で成長。陸軍幼年学校に入り一度は軍務についたが退役後はさまざまな職業を体験、それをもとに市井の人々を描いた文章を書きはじめる。30代でペテルブルグに移り本格的な作家活動にはいり、社会の片すみで生きるものたちを描いた作品は高く評価された。革命後パリに移り作品を書き続けたが生活は困窮、病いと望郷の念にとらわれソ連の帰国奨励運動にのって1937年にモスクワに帰るが間もなく食道ガンのため死去。作家も大好きだった動物を主人公にした作品をはじめ子ども向けに書いたたくさんの小品はロシアでは絵本にもなって今でも読み継がれている
エレオノーラ,サブリナ[エレオノーラ,サブリナ] [Eleonora,Sablina]
モスクワ大学付属東洋語大学卒。歴史学博士、通訳・翻訳家。横浜国立大学、東京外国語大学、千葉大学、東京音楽大学講師。NHK特集番組のロシア所蔵資料の研究取材担当
豊田菜穂子[トヨダナホコ]
上智大学文学部新聞学科卒。フリーライター・翻訳家。雑誌、PR誌などの取材・執筆、翻訳に従事するかたわらロシア語を学び、ロシアの暮らしや文化を独自に研究取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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buchipanda3
プル
かもめ通信
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