目次
第1章 青年海外協力隊が火をつけたIT人材育成
第2章 草の根活動から国家プロジェクトへ
第3章 IT国家資格導入プロジェクト
第4章 宮崎市とバングラデシュの出会い
第5章 地方創生×IT人材育成のモデル形成
第6章 日本市場へ向けたIT人材育成プロジェクト
第7章 来日したバングラデシュ人たち
第8章 プロジェクトの教訓と考察
著者等紹介
狩野剛[カノウツヨシ]
1980年茨城県生まれ。神戸情報大学院大学および宮崎大学にて客員教授を務める。研究分野はデジタル人材育成、IT産業開発およびイノベーション(特に開発途上国をフィールドとする)。横浜国立大学工学部卒、情報科学修士。(株)野村総合研究所で金融システムの設計・開発を4年間経験した後、JICAに11年間在籍し、ITx国際協力を中心とした業務を担当。うち2012~2015年はバングラデシュのJICA駐在員として、IT国家資格導入プロジェクトの企画・運営等の都市開発・IT分野を担当。現在は米国ミシガン大学School of Informationの博士課程で研究を行いながら、2019年に創業した一般社団法人ICT for Developmentを運営し、デジタル・テクノロジーと国際開発をテーマにしたオンラインサロンの運営やブログによる情報発信等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sanchai
4
このバングラデシュでの国際協力の事例は、隣国でも仄聞する機会があり、同じことを自国に対しても支援して欲しい/支援したいと言われることが度々あるが、バングラデシュでも14年間かかって今の姿に至っているものを簡単には複製できないし、そもそも国内の人材市場の規模も違い過ぎ、同じ規模の投入を人口小国に対して行うのは難しい。そうした複製検討の際の課題についても本書では考察されている。想定読者をバングラデシュ関係者やIT業界関係者に限定せず、他国で他業種での日本の地方創生とのつながりを考えるのにも活用可能な良書。2021/08/16
ドロレス
3
わりとバカにされがちなITパスポートだがITリテラシー基礎としてはいい資格だと思う。とくに貧富教育格差のでかい途上国では、ビジネス教育の試験として需要がある(ベンダー資格は高いし…)さらにバングラデシュ人エンジニアを地方の情報の授業の教師に招聘定住しているケースも。(ただしコロナで頓挫)。インド人なら無理だがバングラデシュ人ならいいと思う。性格は世界一日本人にあうし。英語ベンガルヒンドゥーのトリリンガルがデフォルトだし。まぢで日本にくる彼らはめちゃくちゃ頭いいぞ…2023/07/03