著者等紹介
北村想[キタムラソウ]
劇作家・演出家・小説家。1952年生まれ。滋賀県出身。1979年に発表した『寿歌』は、1980年代以降の日本の小劇場演劇に大きな影響を与えた。1984年『十一人の少年』で第28回岸田國士戯曲賞、1990年『雪をわたって…第二稿・月のあかるさ』で第24回紀伊國屋演劇賞個人賞、1997年ラジオ・ドラマ『ケンジ・地球ステーションの旅』で第34回ギャラクシー賞、2014年『グッドバイ』で第17回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2020年に第73回中日文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どぶねずみ
20
言葉と音楽という目に見えないものの力を静かに描いた二編が心に残る一冊。「シラの恋文」では、不器用な想いが手紙となり、人の手を渡ることで思いがけず広がっていく様子が印象的で、言葉は書き手の意図を超えて生き始めるのだと感じさせられる。「エリゼのために」では、一つの旋律が主人公の記憶や後悔を呼び起こし、人生を見つめ直す契機となる。どちらの物語も大きな事件は起きないが、心の奥に小石を落とされたような波紋が残る。日常の中で見過ごしがちな感情の揺れを、丁寧にすくい取った作品だと思った。2025/10/10
ひるあんどん
1
舞台「シラの恋文」を観に行き、こちらを販売していたので買いました。舞台をより理解できればと思ったのです、舞台「を2回観たけど理解が難しかったので。いや、舞台での出来事はわかるのですが面白さが分からなかったのです。でもこちらを読んで悟ったのは私の感性とは合わないらしいと。 「エリゼのために」ミステリー仕立てですが、すぐに「犯人」はなんとなく予想がつきます、まあそんなところだろうとひねりはなかろうと。 う〜ん、まあ私には合わないな。2024/03/23




