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LINE文庫
やさしい魔女の救いかた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784910040059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

魔法が当たり前に存在する現代世界。ごく少数だけいる魔法使い―魔女は古来より人々の悩みを魔法で解決していた。ある日、いつも六法全書を小脇に抱えている法律マニアの男子高校生の四方司は、魔法を悪用した疑いで魔女裁判にかけられそうになった見習い魔女から助けを求められるが―。今も昔も魔女裁判で無罪になった魔女は存在しない。これは、ルールは人を幸せにすると信じる少年が、魔法は人を幸せにすると信じる少女を救う物語。

著者等紹介

井上悠宇[イノウエユウ]
2011年スニーカー大賞の優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシナーたかはし

17
弁護士とはなんぞ?てとこから始まる、現代版魔女裁判。その判決が有罪率100パーって現代日本の裁判と変わらない、ファンタジー世界のようで現実に迫る内容で、わかりやすい。これすげー、NHK教育で実写化できそう。「魔法使いに大切なこと」のスピンオフのようなオマージュ。続編希望!2019/11/27

ツバサ

11
再読。やさしい物語で好き。タイトルの意味はミスリードがあり、そっちかとなるがどっちもやさしい魔女であることには変わりない。現代に魔女がいたらという設定で魔女裁判を魔女が行わなければならない窮屈さから抜け出す最後は爽快でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/03/2121392023/06/21

サキイカスルメ

11
ボーイミーツやさしい魔女ガール!魔法を使う魔女が存在する現代で、有罪になったら魔法が使えなくなる魔女裁判にかけられそうな見習い魔女ティナから助けを求められた四方司のお話。主人公ツカサくんは、六法全書を常に持ち歩く少し変わった男の子。ティナは、まっすぐすぎて少し抜けている魔女っ子。人を幸せにするため、法律というルールを使うツカサくんと、魔法という力を使うティナは、使うものは違えど人の幸せを願う優しい子たちでした。面白かったなぁ。ティナとツカサくんの二人とも、どこかズレてる会話が好きです。2020/08/12

ツバサ

9
やさしい魔女とルールの正しさを信じる少年が2人で紡ぐ物語。魔女は悪いか優しいかに分かれると思うが、ティナは間違いなく優しくて、魔法を人のためにしか使わないポリシーに心が暖かくなります。主人公のツカサの真っ直ぐさも良いです。2019/11/03

alleine05

7
魔法が実在する世界で、絶対有罪になる魔女裁判の弁護人をつとめる話。面白かった。ルールは人を幸せにするという四方と、魔法は人を幸せにするために使うものというティナの信念に則った言動がいいね。しかしこういうのを見るとやはり特殊な力は隠して使うべきだと改めて思うな。依頼人のティナやもう一人の重要人物である夜月とのやりとりが必要最小限といった感じだったのはちょっと残念。そこが主題ではないのはわかるし、ご想像におまかせしますでもいいのだろうけど、贅沢を言えばもうちょっと掘り下げがほしかったというか。2019/12/01

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