内容説明
時代を超えた愛を伝え、見事な相聞を成す作品群。文久元(1861)年、立枝子危篤の報に種は旅先より急ぎ帰郷、以後、4人の子を育てつつ、亡き妻の遺稿を編纂・浄書、自身の『果園雑咏百首』を上梓した後、明治25(1892)年に没する―。
目次
果園雜咏百首 全
もののふの心と歌の道―『果園雑咏百首』に寄せて
廣江立枝子遺稿 呉機(抄録)
小倉六歌仙五十首和歌集(抜粋)
資料
著者等紹介
藤井悦子[フジイエツコ]
1942年、福岡県築上郡上毛町に生まれる。1960年、大分県立中津南高等学校卒業。1980年、くろつち短歌会入会。会誌『藍』に作品発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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