内容説明
「食」の学びの楽しさ、面白さをガイドする。日韓の文化比較、特に韓国の食文化研究の第一人者が、様々な文献や新聞記事などを紹介しながら、日本の「食」を概観。さらに日韓の食の比較を通して、異文化・自文化を知る楽しさを伝える。
目次
序章 食の人文学
第1章 食の歴史学―本から読む日本の食の歴史
第2章 食の地理学―食の地域性
第3章 食の民俗学―儀礼食とことばを中心に
第4章 食の文化人類学―外来食の受容
終章 日韓食文化比較
著者等紹介
朝倉敏夫[アサクラトシオ]
1950年、東京生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程満期退学。専門は社会人類学、韓国社会研究。韓国社会と海外コリアンの生活文化の調査・研究に従事。国立民族学博物館教授、立命館大学食マネジメント学部学部長を経て、現在は立命館大学BKC社系研究機構上席研究員。国立民族学博物館、総合研究大学院大学名誉教授。『宮廷女官チャングムの誓い』、『イ・サン』など、韓国ドラマの日本語版監修。大韓民国玉冠文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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noko
3
食文化研究の本で、ブックガイドとしての役割りが大きかった。おにぎりについて知りたければ、あの本をと教えてくれる内容になっている。色んな食文化のさわりも書いてある。第一人者は石毛直道。1960年代初めの冷蔵庫普及率は10%、1970年代は90%と一気に増えた。70年は外食元年と呼ばれた。74年にセブンイレブン、76年ほっかほっか亭が開店し、中食も増え、孤食が拡大して、1983年には子供の孤食が社会問題になった。日本の給食の元祖は、1889年山形の寺がやっている私立忠愛小学校で、おにぎりと魚と漬物が出された。2024/04/09
Go Extreme
2
食の人文学: 食と文明学 食と哲学 食と思想史 食と文学 食とアート 食と心理学 フードスタディーズ 食の歴史学 本から読む日本の食の歴史: 和食文化の源流 大饗・本膳料理・懐石料理 江戸時代の食文化 食の近代化 食の地理学 食の地域性: 食の地理学 食の紀行文 餅なし正月 食と文化遺産 食の民俗学 儀礼食とことばを中心に: 食と人生儀礼 食と年中行事 食とことば 食の文化人類学 外来食の受容: 食の文化変容 日本の韓国食・洋食・中国食 日韓食文化比較: ご飯 汁もの おかず 漬物2022/06/28
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/a26437cf-9f5f-4411-afbe-9274e5677c7a 2025/06/28