内容説明
そのデザイン経営で、本当に企業資産価値は上がってますか?デザイン経営をデザインから研究するウサ先生が考案!「消費者行動の源泉となっている深層心理」をつかみ、“本当に経営のためになるデザイン”を実践する―デザイン×MBAの理論から生まれた「デザイン経営」
目次
序章 ローソンPBのパッケージデザインは「失敗」だった?(つかみ取った無意識のインサイトが経営戦略をブーストする)
1章 なぜ今、デザイン経営が必要とされるのか(注意して扱いたい「デザイン経営」;歴史から読み解く示唆に学ぶデザイン経営;社内・組織内に向けたインナーブランディングとは;対外面でのブランディングでデザインが貢献できること)
2章 デザイン経営に失敗しないためのインサイトブースト(無意識のインサイトをつかむ;インサイトブーストの第1段階・デプスインタビューの方法;インサイトブーストの第2段階・アイデア展開の方法;アイデアのほとんどはすでにどこかに存在しているもの;インサイトブーストによるブランディングの効果;インサイトブーストが経営者に与える『芯』)
3章 なんのためにデザインの力を使うのか(恩師との出会い;「意匠」とは何か;3つの「みる」;「美」と「きれい」の違い;デザイナーは「黒子」;鬼に金棒;憶せず気負わず)
著者等紹介
下總良則[シモウサヨシノリ]
東北工業大学准教授(デザイン経営分野)。usadesign代表。一般社団法人デザイン経営研究所代表理事。一般社団法人RAC理事。多摩美術大学を卒業後、プラス株式会社にて商品企画担当者・プロダクトデザイナーとして従事。その後、株式会社ホットファッジにてグラフィックデザイナーの経験を経て、usadesignとして独立。フリーランスデザイナーとして、世界シェア第3位の広告代理店ピュブリシス傘下ビーコンコミュニケーションズ株式会社や、介護福祉業界のネクストユニコーンであった株式会社ウェルモをはじめとするスタートアップ企業にジョイン。デザイナーとして活動もしながら、一般社団法人RACの理事として経営メンバーに参画するなど、「デザインと経営学」をテーマに活動を広げる。グロービス経営大学院卒MBA取得。vand international design award 2024(UK,FRA)審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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