内容説明
ハンギョレ新聞元東京特派員が迫った朝鮮半島が「悲劇の結末」を迎えるまでの26日間。
目次
プロローグ 8・15は開いた傷口だった
第1章 24時間の三つ巴の戦い(ある夜の電話 呂運亨の8・15;ソ連参戦 総督府の8・15;軽挙妄動を慎め宋鎮禹の8・15;玉音放送;建国準備委員会;葛藤の始まり)
第2章 民族の求心力と怨恨(8月16日;日本の反撃;再び合作へ;分断が知れわたる;左右合作、破局に至る;痛恨の米韓共同作戦;日本の欺瞞;人民共和国の誕生;はためく星条旗)
エピローグ 大韓民国に横たわる葛藤の起源を考える
著者等紹介
吉倫亨[キルユニョン]
1977年ソウル生まれ。西江大学で政治外交学を専攻。2001年11月「ハンギョレ」新聞に入社し、社会部、国際部などを経て、2013年9月から3年半の間、東京特派員として勤務。帰国後、週刊誌「ハンギョレ21」編集長と「ハンギョレ」国際ニュースチーム長を務め、現在、統一外交チーム長。安倍政権以降本格化した反動の流れの中で、日本軍「慰安婦」問題、日米同盟強化をはじめとする安保政策の変化に関する多くの記事を執筆。米中対立が先鋭化する新冷戦の時期に、朝鮮民族が生き残るためにはどのような選択をしなければならないのか苦悩する。サムスン言論賞(2003年)、林鍾国賞(2007年)、寛勲言論賞(2015年)などを受賞
吉永憲史[ヨシナガケンジ]
1972年生まれ。日本大学総合社会情報研究科博士前期課程修了、修士(国際情報)。日本国際情報学会に所属し、北東アジア情勢や韓国の政軍関係を研究。防衛省などで30年以上にわたって情報活動の最前線で活動した経歴を活かし、吉永ケンジ名義で安全保障ジャーナリスト、セキュリティコンサルタントとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ