感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
21
1冊の絵本を通して、質問を投げかけることにより子どもたちが自分で考え意見を述べていく。意見交換の先には自分とは違う考えがあり、より深いものが次々と出てくるだろう。もちろん答えは1つでは無いし、正解もない。考え語ることで、頭の中で整理がつくし、相手が違う意見だとしても否定だけすることなく相手の意見も尊重できるようになるといい。50冊の絵本が紹介されている。2023/05/12
遠い日
8
こども哲学、哲学対話の実践のための絵本ガイドブック。おもしろく読んで、そこから考えをいろいろと深めたり、他人と対話することによって新たな視点を得たりするには、こういう指針があると助かります。本を読んで、「感じる」から「考える」へ。この積み重ねをするかしないかで、得るものが異なってくると感じます。2023/04/27
ぴいちゃん
8
図書館の新着本棚から😊 先日読んだ本に書かれていて気になっていた「哲学対話」。この本はこども哲学に向いているこどもに人気のあった魅力的な絵本50冊を紹介している✨あらすじ、作者紹介のページと、哲学的なテーマの解説ページがあり、絵本選びももちろん、読み終わった後に子供達とテーマに沿ってどう対話していくかのヒントや問いが載っていてとても参考になる😊 既読の絵本も解説を読むと、なるほどそういう問いかけをして親子で話し合ったら面白そう!みたいな発見が沢山あった😄 面白そうな絵本がいっぱいで大量にメモ✨2023/05/03
poxxqwr
2
性の多様性や、善悪の区別、宇宙、生死や命、あな、国際、五感、名前、孤独、他者理解、労働、友達、政治など様々なテーマを取り扱った本を紹介している。絵本の紹介文だから気軽に読めそうと手に取ったが、想像以上に考えさせられた。また、難しい問いであっても絵本を通して子供達に色々考えてもらうのだったら、ハードルが下がるのではないかと思う。絵本の紹介それぞれに哲学対話で扱う問いの例も載っていて実践しやすそうだと感じた。2023/06/27