目次
民衆神学の胎動と発展―主題と方法の変化を中心に(姜元敦)
韓国キリスト教の歴史的遺産としての民衆神学―新しい時代の新しい課題とともに(金均鎮)
韓国民衆思想の系譜―新ヒューマニズムと自然・神・人的霊性―崔時亨、咸錫憲、徐南同の思想を中心に(金敬宰)
事件論と民衆神学のイエス歴史学(金鎮虎)
民衆神学の救済論―民衆主体性と民衆メシア論(崔亨黙)
解題(香山洋人)
著者等紹介
姜元敦[カンウォンドン]
韓神大学引退教授、専攻は民衆神学、社会倫理学。基督教長老会牧師。韓神大学神学部、同大学院で学び、ハンブルク大学で博士号取得。韓国神学研究所翻訳室長、同学術部長、《神学思想》編集者などを歴任、聖公会大学、韓神大学などで教え、著書訳書多数
金均鎮[キムギュンジン]
延世大学名誉教授。韓神大学、延世大学で学び、チュービンゲン大学で博士号を取得。延世大学教授、同連合神学大学院教授、韓国組織神学会会長、韓国バルト神学会会長などを歴任。専門はヘーゲルを中心としたドイツ哲学、組織神学。モルトマンの著作の翻訳者として知られる。「恵岩神学研究所」(現:韓国神学アカデミー)所長として多様な学派の研究者による共同作業を推進している
金敬宰[キムギョンジェ]
韓神大学名誉教授。韓神大学と延世大学大学院で神学を高麗大学大学院で東洋哲学を学び、米国クレアモント大学院などを経てオランダユトレヒト大学院で神学博士号を取得。帰国後は教会での活動も行いながら韓神大学で神学、哲学、宗教学を担当し2005年に引退。神学、プロセス哲学、宗教学、宗教多元主義に関する多くの著作のほか韓国の伝統思想についても著作がある
金鎮虎[キムジンホ]
民衆神学、聖書学、韓国プロテスタント研究者。漢白教会牧師、第三時代キリスト教研究所研究室長、雑誌《当代批評》主管などを経て現在はフリーランスの著作家として活動している
崔亨黙[チェヒョンムク]
天安サルリム教会牧師、韓神大学招聘教授、第三時代キリスト教研究所理事長。延世大学神学部修了、韓神大学大学院で博士号取得(キリスト教倫理学専攻)。《神学思想》編集長、《進歩評論》編集委員、韓国キリスト教教会協議会(NCCK)信仰と職制委員、同神学研究委員、同正義と平和委員長などを歴任
香山洋人[カヤマヒロト]
在野研究者。東海大学、聖公会神学院で学び、聖公会大学神学大学院で博士号取得。専門は民衆神学、朝鮮キリスト教史。日本聖公会東京教区で司牧、立教大学チャプレン、明治学院大学非常勤講師、立教大学兼任講師などを経て東京教区を依願退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 菊花の仇討ち