内容説明
スポーツ人必読の書。岡田武史監督(サッカー)、小久保裕紀選手、緒方孝市選手(野球)、北島康介選手、古賀淳也選手(水泳)躍進の影に、宇城憲治師の指導があった。現場に立ち合い、選手たちの劇的変化を目撃してきたスポーツライターが明かす、宇城師の実践指導と哲学。
目次
第一章 スポーツに「基準」はあるか いつでも戻れる原点の大切さ
第二章 内面を変える 目に見えない力こそ魅力的な潜在力だ
第三章 心が人を動かす 行動の根源にある深層無意識の領域
第四章 身体をひとつにする「身体脳」 地球と「調和」する発想
第五章 絶対と相対を知る 真剣勝負から生まれた心技体の体系
第六章 熱狂に踊らされる日本人 勝利至上主義と商業主義に翻弄される病弊
第七章 「戦わずして勝つ」 武術が平和に貢献する道(文・宇城憲治)
エピローグ スポーツの目的は何か
著者等紹介
小林信也[コバヤシノブヤ]
作家・スポーツライター。1956年新潟県長岡市生まれ。慶応義塾大学法学部卒。高校では野球部の投手、新潟県大会優勝。大学ではフリスビーの国際大会で活躍。大学3年の時、『ポパイ』誌スタッフライターとなり、卒業後は『ナンバー』誌のスタッフを経てフリーランスのスポーツライターに。2000年、宇城憲治先生と出会い師事
宇城憲治[ウシロケンジ]
1949年宮崎県小林市生まれ。エレクトロニクス分野の技術者として、ビデオ機器はじめ衛星携帯電話などの電源や数々の新技術開発に携わり、数多くの特許を取得。また、経営者としても国内外のビジネス界第一線で活躍。一方で、厳しい武道修業に専念し、まさに文武両道の日々を送る。現在は徹底した文武両道の生き様と武術の究極「気」によって人々の潜在力を開発する指導に専念。空手実践塾、宇城道塾、教師塾、各企業・学校講演、プロ・アマスポーツ塾などで、「学ぶ・教える」から「気づく・気づかせる」の指導を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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