内容説明
「純喫茶」ではない。今、あえて呼ぶ「昭和喫茶」の懐かしみ。全国探訪819軒全リスト。今はなき幻の名店も多数掲載。
目次
北海道 純喫茶ドール(美唄市)
北海道 喫茶軽食ミカド(札幌市)
北海道 ティータイム嵯峨(函館市)
青森県 喫茶セカンド(青森市)
青森県 珈琲フォーション(青森市)
青森県 喫茶チビ(青森市)
岩手県 軽食と喫茶ロマン(北上市)
秋田県 こぅひいの店やちよ(秋田市)
山形県 コーヒーショップサンボ(鶴岡市)
宮城県 喫茶アキバ(仙台市)〔ほか〕
著者等紹介
平山雄[ヒラヤマユウ]
1968年東京生まれ。ブログ「昭和スポット巡り」で、2012年から、ジャンルを問わず昭和が体感できるスポットをレポートしている。訪れて記録したスポットは2200カ所以上。特に思い入れのある昭和喫茶は、47都道府県で軽く1000軒以上を探訪(2012/6~2022/11の記録では819軒)。住まいも、古い一軒家を買い取り、完全に昭和の家庭を再現して暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
37
“喫茶店の魅力は、経営者のお人柄や、提供される味も欠かせない要素ですが、僕の活動はタイムスリップ感を味わうことが前提となるため、内外装の魅力を重視しています。” そっち方面だったのか。紹介されるお店は、ほぼほぼ一見さんを拒むかの如きオーラを放っているように感じたのは、私だけではないはず。営業しているのかどうか分からない佇まいのお店って、結構あるよね。そんな年季の入ったお店の中は、こんな感じなのかと知ることができた。当時の流行のデザインや家具が今も現役。「市役所前に昭和喫茶アリ」は、確かにあるあるなのかも。2023/05/22
あじ
29
著者の平山雄さんが独自に見出した“昭和喫茶”という潮流。令和に存在する昭和喫茶がどういったものかご存知ない方は、実際に来店すると驚愕する要素が詰まっていると思います。東京喫茶店研究所二代目所長、難波里奈さんの著書とは一線を画す邂逅趣味です。◆余談・データが古く閉業率がかなり高いです。在りし日の雰囲気を楽しむ本だと思って下さい。◆余談2・店名訂正にシールが貼ってあり驚いた。2023/03/16
hitotak
11
いま若者に人気という昭和レトロな純喫茶とは一線を画した雰囲気の、昭和の古い喫茶店の数々を紹介している。今も繁盛している店も紹介されているが、大部分の店は外観が相当古びているし、ドライブインやスナックのテイストも含んでおり、ドアを開けるには勇気が要りそう。とは言え開業当時の内装や家具がそのまま残っている店も多く、店主の趣味が反映された個性的な内装の数々は楽しめた。営業している店で出されているメニューの紹介がほとんどないのが残念。2023/08/28
♪ぶるぼん
9
思ってたのと違ったけど、これはなかなかすごい本かもしれません。 私ならここで紹介されてたお店に入るのは、正直なところ難しいなと感じます。外観が、ストレートに言うと古い。店内も分煙とか禁煙のお店は少ないかもしれないような感じ。この建物の前で扉を開く勇気はちょっとないかもしれない。おしゃれなカフェも好きだけど、レトロなカフェも好き。レトロらしい統一感があるお店は見ててやはり楽しい。そういうお店もちょっとあったけど、やっぱり多くは古い建物のお店という喫茶店が多かったかなと思います。2023/06/07
TI
7
819軒が目に付くが実際に乗ってるのは100軒程度。いまいちであった。2024/05/10