内容説明
演出、脚本、俳優、演技トレーナーと、多能な活躍ぶりを見せる著者の相原幸典が、ニューヨーク留学で開眼し、実践し続けてきた独自の演技メソッドを余すことなく伝授。俳優やアーティストを目指してオーディション突破を狙う若者だけでなく、発言やプレゼンテーションといった機会の多い社会人にも応用できる内容となっている。
目次
はじめに 客入れ―芸術の優劣は好みなのか
第1幕 明日、表現するあなた―藁にもすがりたい方へ(リハーサルをするかしないかで、あなたの評価が変わる;なぜ人は「あがる」のでしょう あがらなくするにはどうしたらよいのでしょう;発表する原稿を書きましょう またはオーディションで披露する演技の脚本を書きましょう;ウォーミングアップをするとオーディションに受かる;藁にもすがりたい方へのまとめ)
第2幕 私の演劇論―相原の「演技の気持ち」(優秀なる表現者になるために;俳優における技術とは)
第3幕 優秀なる表現者になるための8つのメソッド(台詞とは何か;音程メソッド;スマートフォンメソッド;メジャーメソッド(距離感を掴む方法)
よい声メソッド(演劇的)
欲求メソッド
短冊メソッド
コピー&ペーストメソッド
音楽メソッド)
あとがき 客出し―終わりに代えて
著者等紹介
相原幸典[アイハラユキノリ]
演出、脚本、俳優、演技トレーナー。梅光学院大学文学部特任教授。エイベックス・アーティストアカデミー東京校講師。舞夢プロ講師。1960年神奈川県平塚市生まれ。中央大学法学部法律学科中退。演劇を志して1980年に『劇団樹間舎』1期生となり、主に文学座退団後の木村光一が主宰する『地人会』の舞台に出演する。俳優としてのデビュー作は、『ラヴ~こころ、甘さに飢えて』(作・山田太一/演出・木村光一)。ニューヨークに留学して演技論を学び、独自の演劇メソッドを確立。以降、その実践により、数々のアーティストや俳優を育てている。03-ゴールデン劇場主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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