内容説明
旅を愛し「歩く人」とも評された正岡子規。俳句革新を目指す明治26年(1893)夏、俳聖・芭蕉の「おくのほそ道」の足跡をたどり著した句入り紀行集「はて知らずの記」。その知られざる紀行の行程を追い、320余年前の芭蕉の旅と120余年前の子規の旅とを、徹底検証した労作。
目次
はじめに―子規の奥羽行脚
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著者等紹介
工藤寛正[クドウヒロマサ]
1941年、神奈川県川崎市生まれ。筆名、岩井寛。長く雑誌編集に関わり、雑誌『歴史と旅』編集長を経て文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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