内容説明
豊富な臨床経験に基づく卓越した治療方針!最新ガイドラインの行間を読み解く最高のガイド!
目次
はじめに
大腸癌治療ガイドラインの使用法
治療方針決定のための基本的な考え方
患者説明(Informed Consent/IC)
Stage 4、再発癌に対する治療方針
個別化治療/バイオマーカー(RAS、BRAFV600E、MSI)
包括的がんゲノムプロファイリング(CGP検査)
MSI‐H大腸癌
MSI‐H大腸癌におけるICIの作用機序
抗EGFR抗体薬、BRAF阻害薬、MEK阻害薬の作用機序
切除不能進行再発大腸癌に対する使用薬剤
副作用マネージメント
免疫関連有害事象(irAE)
切除不能大腸癌に対する薬物療法のアルゴリズム(大腸癌治療ガイドライン)
一次治療を決定するプロセス
二次治療を決定するプロセス
後方ラインを決定するプロセス
RAS変異型に対する治療方針
RAS野生型・右側大腸癌に対する治療方針
RAS野生型・左側大腸癌に対する治療方針
MSI-Hに対する治療方針
BRAF変異型に対する治療方針
MSI-HかつBRAF変異型に対する治療方針
切除可能肝転移に対する治療方針
Conversion(ボーダーライン)症例のマネージメント
CR症例のマネージメント
FOLFOXIR+BEV療法の実際
著者等紹介
加藤健志[カトウタケシ]
昭和39年生まれ。平成元年大阪大学第二外科(現在の消化器外科)入局。同年国立大阪病院(現在の大阪医療センター)で外科研修を開始し、吉川宣輝先生の影響を受け大腸外科医を目指す。平成9年大阪大学医学博士。平成11年から箕面市立病院外科医長として従事し、再度吉川宣輝先生の指導を受ける。平成23年関西労災病院下部消化器外科部長。平成29年大阪医療センター下部消化管外科科長、令和2年がんセンターがん診療部長を兼任して現在に至る。2019年からは大腸癌治療ガイドライン作成委員としても従事している。大腸外科医として日々手術に追われているが、大腸癌の薬物療法にも深く従事し、多数の企業治験や医師主導の治験、血液循環腫瘍DNA解析の臨床開発にも関与している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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