内容説明
この本にはあなたと同じ悩みがきっとある。朝日中高生新聞15年続く人気連載51本収録。
目次
プラスに受け取ろう
幸せの割合
深夜のメール
忘れなければ
原因を探して
バレンタインの思い出
無力なオレ
旅人
私だけの宝物
自立への一歩〔ほか〕
著者等紹介
本山理咲[モトヤマリサ]
1968年、神奈川県大和市生まれ。1990年、漫画家デビュー。以後漫画、イラスト、絵本などの仕事を手がけ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
56
いじめを絶対しないと努力する人、軽はずみで人を傷つけまいと心を配る人。本当に強い人もいるんだ。人間関係も生きている。自分も成長するし、変化もしていく。いつかは変わる。それを受け入れ信じること。親。お父さんお母さんもしんどかったら、大人なんだけど相談していい。誰かがそっと背中をおしてくれれば。ところで、いろんな本に書いてあることで、それはそうだけど、でもね、と思ってしまうことが多い。だけどこの本は、さらにその先、ぼくの心の醜い部分まで知って、ひっくり返して、なおかつ勇気づけてくれる。だから夢中で読んだのか。2020/01/31
花ママ
48
朝日中高生新聞に現在も連載中。書籍化され 全7巻が刊行。どこかの中学生の話ではなく、まさに今自分が置かれている、同じように感じているという臨場感を読み手に与えることができる本だと思う。1つ1つの話が2~3ページに集約され、マンガでさえ読むのが苦手という子にも、さりげなく薦めることができる。多くの中学校の図書館に置いてほしい。2020/07/18
へくとぱすかる
36
正解がない、ということは逆に言えば、解決への道はいくつもありうるということ。あきらめないで、もっと何か方法はあるはずだと考える方がいい。しかし被害を受ける側ががんばらなくてはならないということは、何としても理不尽だと思う。本当はがんばらなくても何とかなる手立てを、大人が提示できるようでなければならないだろう。この本が、たとえ本に書いてある創作の例であっても、何らかの心の支えになってほしい。さて紙の本はここまでの7冊で終了。続きの8・9巻は電子書籍しかないらしいが、ぜひ紙の本で出版してほしいと思う。2025/07/01
わむう
26
朝日中高生新聞の人気コーナ。投稿されたいじめ体験を元にしたショート漫画集です。2021/09/28
tan
22
シリーズ7冊め。毎回読んでいて心が苦しくなりますが、中には前向きになれる話もあって子供たちには人気本です。人はそれぞれ顔が違うように考え方も違うもの。でも「歩み寄る」ということがお互いがうまく付き合える一歩かな、と思います。これからも子供の心に寄り添っていきたいと強く思いました。2020/05/20