内容説明
洗礼を受ければクリスチャンとされ、教会の陪餐会員となる。洗礼をこのような権利と義務へ制度化してきた教会のあり方を聖書を精読することによって批判・検証し、「水で始まり、火で終わる」洗礼を受けたイエスを遡行することで洗礼本来の意味に迫る「新・洗礼論」。
目次
火の洗礼(マタイによる福音書三章11‐12節)
まことの洗礼(マタイによる福音書三章13‐17節)
洗礼を授けよ(マタイによる福音書二八章16‐20節)
神の方向転換(マルコによる福音書一章1‐11節)
弟子の受洗(マルコによる福音書一〇章35‐45節)
悔い改めの洗礼(ルカによる福音書三章1‐3節)
神の世界戦略(ルカによる福音書三章7‐20節)
民衆の物語―身体を持った聖霊(ルカ三章21‐22節)
神の決意の目線で見る(ルカによる福音書七章29‐30節)
欲と悪意を献げよ?(ルカによる福音書一一章37‐41節)〔ほか〕
著者等紹介
早坂文彦[ハヤサカフミヒコ]
1957年生まれ。農村伝道神学校卒業。サンフランシスコ神学校修了、D.Min.(牧会学博士)、カリフォルニア臨床心理大学院修了。日本キリスト教団西仙台教会牧師。ACT心理相談室主宰、臨床心理士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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