音楽のような本がつくりたい―編集者は何に耳をすましているのか

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音楽のような本がつくりたい―編集者は何に耳をすましているのか

  • 木村 元【著】
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  • サイズ B6変判/ページ数 166p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784909862204
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C1073

内容説明

本づくりとはその感性のふるえを肯定し、そして、手渡すこと。読むものの心にうたが生まれるとき、本は音楽になる―出版と編集の美学をめぐる珠玉の13篇。400冊以上の音楽書籍をつくりながら考えた音楽と本、ことばと社会、仕事と哲学の関係。

目次

序奏 上製本と文庫のどちらが偉い?
ものをつくるということ(本棚と本棚のあいだ;農夫と一冊の本;日本語はカッコわるい?;名前の共同体;音楽は肯定する)
間奏 Music matters.
語られざる言葉に耳をすます(会議は長いほうがいい;音楽のリハビリテーション;好みと価値判断;作品の偶然と出会いの必然と;ベートーヴェンと「意志の音楽」)
終奏 音楽は墓である

著者等紹介

木村元[キムラゲン]
書籍編集者。株式会社アルテスパブリッシング代表。1964年、京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。1988‐2007年、株式会社音楽之友社で音楽書籍の企画・編集に従事。2007年、独立して株式会社アルテスパブリッシングを創業、代表取締役に就任。桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師、国立音楽大学評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タイコウチ

7
『音楽が本になるとき』に続く音楽と出版・編集をめぐる第2エッセイ集 ブックデザイナーが装幀にタイトルの欧文表記を使いたがるという話から始まり、ゲーテの「野ばら」の詩の翻訳の検証を経て、日本語ロック論争に至る「日本語はカッコ悪い?」や、自分の好みにはあわなくても、この音楽には価値がある(のかもしれない)という多様性の認識に向かうことになった著者の「倫理的転回」の体験から、社会の中で単に〈好み〉に愛情を向けるだけではない、「やさしくある」ことを希求する「好みと価値判断」など、読者にも思索を誘う深みのある名著。2022/03/31

チェアー

2
音楽のような本とは何なのか。心で感じる本なのか。知識よりも感情に強く訴え、たたずまいが凛とした本なのか。限られたマーケットではなく、広く開かれた本なのか。表現が難しくてよく読み取れなかった。(自分の問題だ)2022/03/26

takataka

0
★★★★☆音楽関係の書籍を多く出しているアルテスパブリッシングの代表のエッセイ。いままでとはひと味違う本が多いと思っていたが、マーケティングにとらわれない、著者が書きたい、編集者が出したい本を出すという姿勢を知り、納得した。2023/06/08

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