内容説明
病気にあってこんごらかった不幸が「ありふれた不幸」となる日まで私たちにできるのは原始的な痛みに触れ続けること―そして“愛しむ”こと。
目次
introduction 現代社会で見失われたもの
三つの視点 関係とは?相互性とは?(臨床の知;病むということ;病むことへの関わり)
四つの出会い 病むこととは?生きることとは?(阻まれた「つながり」そして孤独;分断された「つながり」そして怯え;傷つきと「つながり」のほころび;病いと「つながり」の解体)
conclusion 身体の傷とこころの臨床
著者等紹介
村井雅美[ムライマサミ]
1993年、米国ニューハンプシャー大学大学院心理学部博士課程中途退学。2018年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程(臨床実践指導学講座)単位取得退学。博士(教育学)。臨床心理士。日本精神分析学会認定心理療法士スーパーバイザー。医療法人岡クリニックに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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