庭園思想と平安文学―寝殿造から

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784909832009
  • Cコード C3095

出版社内容情報



倉田 実[クラタ ミノル]
著・文・その他

内容説明

『源氏物語』『枕草子』『うつほ物語』『伊勢集』『和泉式部集』ほか、王朝文学作品に描かれた様々な「庭」。貴族は庭に何を求めていたのか、史実と虚構から考察。庭園史や考古学の知見も得て作品中の庭を捉え、平安文学を読み解く。

目次

1 神仙庭園から浄土庭園へ(『源氏物語』の神仙庭園「胡蝶」巻の六条院;『狭衣物語』の浄土寺院と浄土庭園―道長の法成寺と頼通の平等院の影)
2 実在した寝殿造の庭(藤原敦忠「音羽山荘」の庭『伊勢集』の遣水の滝を詠む和歌;藤原頼通創建「高陽院」の池庭 ほか)
3 平安朝女性文学と前栽(歌人の庭『伊勢集』から;家の女の庭『蜻蛉日記』から ほか)
4 物語文学の庭(音楽の庭『うつほ物語』仲忠の三条京極邸;春秋優劣論の庭『源氏物語』の六条院 ほか)

著者等紹介

倉田実[クラタミノル]
1950年栃木県生。明治大学大学院博士後期課程退学。博士(文学、大阪大学)。現在、大妻女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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