内容説明
人工知能(AI)が小説を書く時代。いくら科学技術が進歩しても、人間にしか書けないものがある。それは、その人の心象風景。本著は、折々の事象から深層に潜む過去の記憶を拾い出し、今を語る自伝の随筆集。心に響く文章は、きっと忘れていたあなたの記憶も呼び起こしてくれるでしょう。
目次
1 旅立ち
2 北帰行
3 峠越え
4 月夜の晩に
5 土地に残した記憶
6 深海の大魚
7 君の名は
著者等紹介
野中康行[ノナカヤスユキ]
昭和18(1943)年岩手県紫波郡紫波町生まれ。平成4(1992)年第46回岩手芸術祭県民文芸作品集・随筆部門優秀賞。平成6(1994)年第47回岩手芸術祭県民文芸作品集・随筆部門優秀賞。平成14(2002)年第55回岩手芸術祭県民文芸作品集・随筆部門芸術祭賞。第17回岩手日報文学賞・随筆賞佳作入賞。平成15(2003)年第18回岩手日報文学賞・随筆賞佳作入賞。平成18(2006)年第1回啄木・賢治のふるさと『岩手日報随筆賞』優秀賞。平成19(2007)年第2回啄木・賢治のふるさと『岩手日報随筆賞』優秀賞。平成20(2008)年第3回啄木・賢治のふるさと『岩手日報随筆賞』最優秀賞。平成29(2017)年2016年度・岩手芸術選奨受賞。現岩手芸術祭実行委員・「県民文芸集」随筆部門選者、花巻市民芸術祭文芸大会選者。文芸誌『北の文学』合評会世話人、文芸誌『天気図』同人。NPO法人野村胡堂・あらえびす記念館協力会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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