内容説明
「ルワンダの悲劇」から25年。この間も人類は殺戮をやめようとしない。著者は旅で出会った真実を書き記し、人びとの記憶から人間模様を描き出した。
目次
初めてのルワンダ
死者たちの怒り
彼の声
アナスターズとアナスタジー
そのとき、そこにいなかった人々
ルワンダ再訪
著者等紹介
タジョ,ヴェロニク[タジョ,ヴェロニク] [Tadjo,V´eronique]
コートジヴォワール人の父とフランス人の母のあいだに1955年パリに生まれ、父の国の経済首都アビジャンで育つ。詩人、小説家、児童文学作家。現在は拠点をロンドンとアビジャンに置く。パリのソルボンヌ大学でアメリカ黒人文化を研究し、博士論文を提出。1983年に詩集Lat´erite(ライライト)が文化技術協力機構文学賞を受け、以降作家として活動する。その間、コートジヴォワールのアビジャン大学などで教鞭をとり、2007~2015年には南アフリカ共和国のヴィットヴァターズランド大学でフランス語部門の責任者を務めた。児童文学作家としては自ら挿絵を描くこともあり、マリやベナン、チャド、ルワンダなどで絵本制作のワークショップを開催し、アフリカ児童文学の発展に貢献した
村田はるせ[ムラタハルセ]
東京外国語大学地域文化研究科博士後期課程修了(博士(学術))。アフリカ文学研究者。研究対象はサハラ以南アフリカのフランス語を公用語とする国々の文学。西アフリカで出版された絵本の紹介と展示も全国で展開している。アフリカについて学ぶ「クスクス読書会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
テツ
K.C.
山根佑斗
mAr
-
- 和書
- 地球人の環境 UP選書