椙山女学園大学研究叢書<br> 70年代ロックとアメリカの風景―音楽で闘うということ

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椙山女学園大学研究叢書
70年代ロックとアメリカの風景―音楽で闘うということ

  • 長澤 唯史【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 小鳥遊書房(2021/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909812483
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

反抗や闘いの矛先を見失った70年代、ロック・アーティストは自己や世界や表現手段、メディアなどを積極的に「構築」して時代や政治や権力と闘った!アメリカの黒人音楽とその歴史の強い影響を受けた「ブリティッシュ・ロック」の闘い、大西洋を挟んだアメリカで人種民族問題などを問い直したアーティストたちの闘いの風景をアメリカ文学者が活写する。

目次

第1部 70年代ロックの闘い―思想・文化・政治(ポストモダン・クリムゾン―アイデンティティ構築、ロック、SF;ハイパーリアル・イエス―起源なき反復の体現者;荒地に響くマザー・グースの歌―英文学的ジェネシス論;「新たなエルサレム」の夢―EL&Pとポストモダン的崇高;ジェフ・ベックとギターヒーローの文化史、あるいはギターというメディア ほか)
第2部 アメリカ音楽の闘い―人種・歴史・空間(不幸な変り者の系譜―ボブ・ディランとアメリカ詩の伝統;LA/アメリカを演じつづけること―イーグルスとアメリカン・アイデンティティ;「普遍の調べ」を追いつづけて―カルロス・サンタナのアイデンティティと音楽;クロスタウン・トラフィックの結節点―ジミ・ヘンドリックスを生んだ歴史と空間;女々しくて辛い場所に辿り着いたアイドル―マーヴィン・ゲイと60年代の感情革命 ほか)

著者等紹介

長澤唯史[ナガサワタダシ]
1963年静岡県清水市(現・静岡市清水区)生まれ/1986年慶應義塾大学文学部卒業/1988年同大学院文学研究科英米文学専攻修士課程修了/1990年同博士課程中退/豊田工業高等専門学校等を経て、椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

3
タイトルの割にイギリスの話題が多い。歴史的・文化的背景を細かく記述しながらの、ロックの歌詞を英米文学史に位置付ける論考がすごく面白かった。資本主義とサブカルチャーの議論はちょっとツッコミ不足な感じもする。2021/05/20

mirie0908

1
コアなロックミュージック論とすぐれたアメリカ論やポストモダン文芸批評が融合した非常に読み応えある論考。2021/03/07

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

1
著者が博覧強記ぶりをいかんなく発揮し、文学、哲学、社会学などの多方面からの引用を駆使して、音楽を語り尽くす驚異の書。物事の核心を的確につくセンスの良さ、語りのうまさもあって、音楽に詳しくない私でも大変楽しんで読めました。2021/02/16

xxx

0
面白かった点: 「商業的」として60sロックほどアカデミックな分析の対象にならなかった70sを「構築性」の論点から読み直している点 「ロックは聴き手のアイデンティティを反映ないしは代弁するジャンル」とされているが「HR/HMは音楽体験を通じて新たなアイデンティティの獲得や構築を目指す」(p32)2021/10/12

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