戦禍の中で―ホロコースト生還者による苦難と希望の物語

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戦禍の中で―ホロコースト生還者による苦難と希望の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784909812452
  • NDC分類 936
  • Cコード C0022

内容説明

著者が幼き頃に経験した、非ユダヤ人の父へのナチによる暴力、ユダヤ人の母の自殺未遂、強制収容所移送の数日前に起きた空爆作戦と混乱、そして未だトラウマとして残る空襲大火の中での断末魔―。記憶を辿りながら掘り起こされる第二次世界大戦下のハンブルクの姿。

目次

第1章 戦時下の子ども
第2章 母の話
第3章 毒された空気
第4章 目覚め
第5章 ゴモラ作戦
第6章 隠れ家の月
第7章 解放
第8章 川べりの避難所
第9章 ウリの話
第10章 新世界
第11章 ブランケネーゼの子どもたち

著者等紹介

イングラム,マリオン[イングラム,マリオン] [Ingram,Marione]
1935年、ハンブルク生まれ。第二次世界大戦下のドイツで、ユダヤ人の母と非ユダヤ人の父の娘として成長した。ホロコーストだけではなく、何万もの人々が殺戮され、市の大半が破壊された1943年の大空襲も経験し、終戦までの約2年間を隠れ家で過ごした。1952年にニューヨーク市に移住し、ニューヨーク近代美術館で働き、芸術を志す者たちとアトリエをともにした。1960年にワシントンDCに転居した後、結婚し、母、アメリカ市民、公民権運動家となり、学生非暴力調整委員会のスタッフとしてミシシッピでフリーダム・スクールを運営した。ファイバー・アーティストでもあり、その作品はアメリカとヨーロッパで展示された

村岡美奈[ムラオカミナ]
関東学院大学国際文化学部専任講師。筑波大学大学院地域研究研究科、ニューヨーク市立大学ブルックリン校大学院ユダヤ学部を経て、ブランダイス大学大学院近東ユダヤ学部博士課程修了。博士(近東ユダヤ学)。専門は近代ユダヤ史およびアメリカ・ユダヤ史。在学中にニューヨークのユダヤ遺産博物館で教育インターンとしてホロコースト教育に努める

北美幸[キタミユキ]
北九州市立大学外国語学部教授。アメリカ史・アメリカ研究。九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。博士(比較社会文化)

寺田由美[テラダユミ]
北九州市立大学文学部教授。アメリカ史。広島大学大学院文学研究科(西洋史学専攻)博士課程後期単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uniemo

13
ナチスのニュルンベルク法上第一級ユダヤ人混血とされユダヤ人の母と共に迫害をうけ強制収容所に移送される寸前にハンブルクの空襲により結果的に生き残ることのできた女性の半生記。ハンブルクの空襲の描写が読み続けるのが辛い程生々しかったです。次作ではアメリカに渡った後人種差別と闘う公民権運動家になるまでが描かれるようなのでそちらも読みたいです。2021/02/14

Arte

3
半ユダヤ人の著者は、父がドイツ空軍に所属していることもあって、母妹とも移送されずに差別を受けながらハンブルグで暮らしていたが、移送命令が出て数日後にハンブルグの空襲に遭って逃げ延び、その後は2年間田舎で匿われて終戦を迎える。ユダヤ人ということで、防空壕に入れてもらえなかったために、目撃したハンブルグ空襲の描写が凄まじい。2021/01/06

どりー

1
以前ホロコーストについてテレビで放送していたのがきっかけで、つい手に取ってしまった本。 正直読んでいるだけで苦しくなって涙が出てくるけれど、当事者たちの苦しみは到底計り知れない。 私たちはこの残虐な事実を忘れることなく、同じことを繰り返してはならないと強く思う。 1人でも多く、ホロコーストについて知って欲しい。2021/02/20

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