出版社内容情報
紛争地域で医療支援活動を行なっている「地球のステージ」代表桑山紀彦医師は2009年に訪問したパレスチナのガザでモハマッド・マンスールという少年と出逢います。以来二人は交流を始めます。生まれてからずっと戦争の中で暮らすモハマッドさんは「世界にガザの状況を知ってもらいたい」という夢を語ります。そして桑山医師はジャーナリストへの道に導いていくのです。2023年10月7日に再度最悪とも言える戦争が始まりました。閉鎖さればガザには外からジャーナリストは入ることができず、ガザにいるジャーナリストの情報で世界はその状況を知ることになります。モハマッドさんも毎日命の危険を顧みずに世界へ情報を発信し続けましたが、イスラエルのドローンによるミサイル攻撃で2025年3月24日に亡くなります。この絵本は桑山医師とモハマッドさんの撮影した写真により構成されています。モハマッドさんが願った「ガザの状況を世界に知ってほしい」という気持ちを、モハマッドさんが亡くなって一年を追悼する形で出版いたします。
【目次】
著者等紹介
桑山紀彦[クワヤマノリヒコ]
これまでタイ‐カンボジア国境の難民キャンプの支援活動を皮切りに、紛争地や地震等の被災地で医療支援活動を実施。現在はパレスチナ、ウクライナ、東ティモールに事務所を置き、活動を続けている。パレスチナでは、2003年よりガザ地区南部ラファにて心理社会的支援(心のケア)を開始し、支援ワークショップの提供、現地のスタッフの育成など、幅広く活動を行っている。日本国内では、これらの活動を伝えるコンサートステージ「地球のステージ」を公演。また、神奈川県海老名市で児童思春期専門の心療内科クリニックを運営している。(認定)NPO法人地球のステージ代表理事、精神科医、心療内科医、医学博士
マンスール,モハマッド[マンスール,モハマッド] [Mansour,Mohammed]
パレスチナ自治区ガザのジャーナリスト。2009年に精神科医で「地球のステージ」代表理事の桑山紀彦氏に出会う。その後の交流から「ガザの真実を世界に知ってもらいたい」とジャーナリストを志し、桑山氏の支援もあり大学でジャーナリズムを学ぶ。卒業後「地球のステージ」のスタッフとして、そして朝日新聞の通信員としてガザの現状を世界に発信する。2023年10月7日にガザとイスラエルの戦争が勃発、ガザに入れない世界のジャーナリストに代わりに戦闘だけでなくガザ市民の生活も伝え続けたが、2025年3月24日、イスラエルのドローンによるミサイル攻撃で自宅で死亡。享年28歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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