内容説明
みんなで仲良く遊んだら楽しい、ってどうしてわからないんだろう?おもいやり・やさしさのお話。
著者等紹介
ギョウ・ヤマグチ[ギョウヤマグチ]
絵本作家・翻訳家。国内外の出版社での勤務を経て、小さな児童書出版社を設立。翻訳出版で海外の絵本を紹介するかたわら、国内の若手作家の発掘、育成にも力を注ぐ
いしいつとむ[イシイツトム]
1962年千葉県香取市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
かんけりのルールの細かいところを思い出せず、夫に尋ねたりしました。なにせもう60年近く前に楽しんだ遊びですから。オニになった子が次のオニを作れない遊び方は、地方ルールやその場ルールなどあるでしょうが、オニ以外の子どもたちが必死でオニをやめさせないようにしていたのはこのお話と同じ。みんなが遊ぶようすを公園の入り口でじっと見守る少年が印象的でした。彼はどんな思いで見つめていたのでしょうか。オニを置いて帰っていった友だちのドライな態度にいろんな感情を抱いたでしょうか?ラストの場面が印象強く残りました。2024/06/28
たくさん
2
缶蹴りって私の所ではポコペンって言わなかったけど遊んだ思い出がある。足の速さを考えたり、ここまで来た時にこんな反応をするって仮定をして試してみる、みたいな自分と他人の力量を図る楽しいゲームだったな。逃げるほうの力量と、鬼の子の力量が違いすぎると何度も繰り返しになったりもしたなあ。こういう独特な遊び、今はみんな集まっても携帯ゲームだけど、読み手の大人がこれも楽しいよって教えてあげられるような機会があるといいなあって思わされました。#NetGalleyJP2024/06/29
-
- 和書
- 珠算百日算法書詳解