感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
149
みんなこの地球に生まれたんだから、争いなんてやめてお互いを尊重し合って生きていけたらいい。人と人との間に生じる哀しみや苦しみから、命の大切さを考える機会が多いけれど、みんなにあったはずの、きっと覚えていないけれど、生まれたばかりの尊い生命のことを想像してみよう。ちいさな手、かすかな吐息、ほほえんだような気がする、ずっときみは見つめられていた。泣いたり笑ったり、少しずつ感情が見えてきて、抱えられていた。いってらっしゃい、おかえりなさい、その言葉を思い出すだけで涙しそうになる。きみがうまれたひ、愛も生まれた。2024/12/07
もちこ
19
あの頃の小さい赤ちゃんだった子どもを思い出して、じーんと来た。 自分が嫌になるくらい、大変なこともあるけれど、子どもの愛おしさはそれ以上。 著者のお子さんに聴覚障害があり、「聴こえないのであれば、絵や文で伝えることができるのでは」という絵本に込められた想いを知ると、子どもへの愛が、さらにじんわりと胸に沁みてくる。2024/10/22
ふじ
11
胸がぎゅっとしました。背景が真っ白でシンプルな絵と、シンプルな言葉がより切実な気持ちを表しているように感じました。耳の聞こえない、絵本が大好きな子を身近で見ているので、きっと作者さんの気持ちはお子さんに十分すぎるほど伝わると思います。子どもにも、子を持つ親にも。#NetGalleyJP2024/11/03
takaC
10
なかなか楽しい。2025/05/05
えつ
10
NetGalleyにて。息子が産まれてからまだ2年も経っていないのに、もうすでに懐かしい。とても優しい気持ちになれる。日常の育児でいっぱいいっぱいな自分を原点回帰させてくれる作品だった。イラストも可愛くて癒された。これは手元に置いておきたいかも…。息子が産まれたときのこと思い出して泣けた。あー、尊い。2024/10/30