内容説明
はるにうまれたシマリスのチョコはさびしがりやのおとこのこ。おねえさんのユキウサギ、ネネがおともだちになってくれました。あきのあいだ、たのしくあそんだふたりでしたが、チョコのとうみんのひがちかづいて…。友だちと別れること、まためぐりあうこと。季節を通して、たがいを信じあうあたたかな友情を、質感ゆたかな羊毛フェルトで絵本にしました。
著者等紹介
もちなおみ[モチナオミ]
絵本作家、羊毛フェルト作家、イラストレーター。これまで親子で楽しむクラフト作品の企画・制作に多く携わる。長年大好きだった絵本を自分でも描きたいと思い立ち、構想から完成まで12年かけて『はるのうた』を制作。今後、作・画とも担当する作品と、作のみを提供する作品の刊行が決まっている。司書資格を活かして「図書館帖普及委員会」会員としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。かわいい表紙に惹かれて。表紙だけでなく、全編が羊毛フェルトでビックリ! もちさんは羊毛フェルト作家で、構想から完成まで12 年かけて、この絵本を制作したそうだ。シマリスの男の子チョコとお姉さんユキウサギのネネの友情物語。2匹のもふもふ感や自然の景物の温かさががフェルトにピッタリ。大勢の読み聞かせには、ちょっと見にくいので、目の前でじっくり読むのがオススメ。2020/02/24
ヒラP@ehon.gohon
18
羊毛フェルトの淡いタッチで描かれた世界は、なんとも幻想的でした。 しまりすのチョコと、ゆきうさぎのネネの愛情ものがラリが、とてもまろやかに表現されています。 冬の間は会えない二人ですが、チョコの冬眠の間に育って、春の再会を感動的なものにしてくれました。2024/03/15
ごへいもち
11
羊毛フェルトの感じがいいなぁ2021/05/08
ヒラP@ehon.gohon
9
C事業所で読み聞かせしました。2024/03/04
あひる
6
ウサギ(ネネ)とリス(チョコ)のお話。冬眠している間すごく寂しい気持ちが伝わってきました。春って本当に出会いの季節ですね。 羊毛フェルト絵本。2020/04/03